週刊ダイヤモンド 2014年8/23号 #128
2015年11月15日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介
【出版社】 ダイヤモンド社
【価格】 ¥657 + 税
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「英語が必須の時代がやってきた」
ということを実録として、様々な企業や団体の実例を紹介している号です。
この中で目立ったのは、「2020年東京オリンピック」を意識しての英語への取り組みです。
しかし、私は企業をはじめとするあらゆる団体が英語への取り組みをすることは、グローバル化という経営課題にどのように「恒常的に」取り組むか取り組まないかという長期的な戦略に関わる問題であって、「2020年東京オリンピック」という一時的な特需に対しての対症療法的な取り組みとして考えることはあまりに的外れなことだと常々考えています。
それに対して、本記事の中でとりわけ印象的だったのは「楽天」の取り組みについてのものです。
以前に2012年に三木谷社長が書かれた「たかが英語」という著作を紹介していますが、こちらは2010年に始まった楽天の「英語化」プロジェクトの2年間の「報告書」として捉えられました。
今回の記事は、それから2年が経過した上での、このプロジェクトの進捗を明らかにしています。
楽天のこのプロジェクトに関する高い「本気度」によって、自らの目的に対して確実な結果を出していることが分かります。
文責:代表 秋山昌広