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週刊東洋経済2011年3月25日臨時増刊号 #221

2019年7月20日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介

【書籍名】 週刊東洋経済2011年3月25日臨時増刊号

【出版社】 東洋経済新報社

【価格】  ¥800 + 税

【購入】   こちら

本誌は、2011年の発刊でありかなり古いものではありますが、英語関連の冷静な記事を書くことで定評がある(私がそう思っている)週刊東洋経済が一冊丸ごと臨時増刊号を出してまで「非ネイティブ英語」の重要性についての記事を書かれたものです。

本誌の編集の背後にある信念は、英語が苦手な日本人を何とかするために必要なことは「ネイティブ信仰」をやめることだということです。

そして、これはもうしつこいくらい私も自ら発信してきたことです。

なぜなら、英語を第一言語としているいわゆるネイティブスピーカーは世界に4億人未満、一方で英語を第一言語としていないが使用することのできるいわゆる非ネイティブスピーカーは推計で22億人を超えると言われていますので、世界でのコミュニケーションのことを冷静に考えれば、私たち日本人は少なくともまずは非ネイティブスピーカーをベンチマークするべきであることが明白だからです。

今まで書籍紹介ブログでは、このことの重要性については、#77の「日本英語は世界で通じる」、またその具体的手法としての「グロービッシュ」の概念については、#5の「多忙社員こそグロービッシュ」など、関連書籍を何冊もご紹介してきました。

本誌をご紹介することで、これこそが日本人にとっての英語習得の近道であることを皆様に改めて認識していただきたいと思います。

なお、非ネイティブによる英語を使っての活躍を実際に見ることが、私たち日本人にとって大きな勇気につながると思いますので、本誌の中で取り上げられている「ダボス会議で聴く非ネイティブの英語」の2名の代表選手の実際の発話の動画をここに添付しておきます。

◆ ギリシャ首相 ゲオルギオス・アンドレアス・パパンドレウ

(本誌指摘部分:11:54~13:16)

◆ IMF特別顧問 朱民(Zhu Min)

(本誌指摘部分:12:52~14:44)

 

文責:代表 秋山昌広

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