10年やっても出来なかった英会話を2週間で出来るようにしてしまう仕組み

10年やっても出来なかった英会話を2週間で出来るようにしてしまう仕組み

「10年やってもできなかった英会話を2週間でできるようにしてしまう」というLVの国内留学にはどれだけすごい仕組みがあるのか、興味を持ってはいるけれども眉唾ものと思われている方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、実際に最新の脳科学によって導き出された特別な技術や方法によってその仕組みを機能させているわけではありません。

基本的に私たちがやっていることは従来の「英語を学ぶ場所」の提供から、「英語を使う場所」の提供の考え方への単純な転換です。ただし、この「英語を使う場所」の提供を海外に行かずとも国内において、なおかつ海外留学をするよりも密度が濃い形で実現をしています。

ここでは、そのコンセプトについて詳しく解説してみたいと思います。

まず下の図をご覧ください。図の左側が従来型の英語学習のイメージです。最近では多くの個人および企業がグローバル化の波に飲み込まれ、「英語ができる」ようにならなければならないと考えています。そして、そのほとんどが、こうやれば「英語ができる」ようになるという確実な方法を知りません。

そのため、どうしても「TOEICで何点を目指せ!」というような考え方になってしまいます。学習者のイメージとしてはTOEICの高得点を目標とし、自分の頭の中にこれでもか、これでもかと英語の知識をインプットし続けるという形なります。ですが、知識を脈略もなく頭に入れるだけでは、その知識はすぐにザルの中に入れられる水のようにほとんどが流れ出ていきます。

どうでしょうか?図星の方も多いかと思います。受験勉強のときには頭に入っていた数学などの知識は今、全く頭に残っていないというのと同じことです。こんなことをいくら繰り返してもいつまでたっても「英語ができる」ようになるはずはありません。しかし、日本の英語教育はずっとこのやり方を通してきました。なぜならば、英語を数学と同じような「科目」としてとらえていたため、「英語を学ぶ場所」の提供によって知識を詰め込むことしかしてこなかったからです。そして、実際に「使える英語」が必要になった今でもその方法を変えることができずにいるのです。

そこで、私たちはまず、「英語ができる」ようになるということはそもそもどういうことなのか、つまり「英語ができる」という状態を定義しようとしました。そのイメージが図の右側です。ここでは、左図にはなかった底蓋が描かれ、また水面がTOEIC450~650程度に下がっています。

これは、目指すべき水準をTOEIC450~650程度で十分とする一方で、その知識については徹底的に使いこなすことができるように活性化した状態になっているというイメージです。その底蓋によって常に保持されるべき知識のストックとしては、具体的には中学三年間で学ぶべき内容としています。つまり、のべつ幕無しにTOEICの高得点を目指して知識のインプットを追加するのではなく、中学3年分の知識を完璧に頭の中にストックされている状態をしっかり保つだけでよいとする代わりに、この知識を縦横無尽に駆使できるようになるまで徹底して「使う」経験を積むことが重要と考えています。

LVでは、知識としてはこの水準にまでほぼすべての受講者が達しているということを前提としています。中学校三年分の知識というのは、高校以上の知識と違って、比較的無理なく長期間保持することができると一般的には考えられているからです。

この点が心配な方に対しては、以下のような講座をご用意しています。

もちろん、実際に最新の脳科学によって導き出された特別な技術や方法によってその仕組みを機能させているわけではありません。

すなわち、LVの国内留学とは、世界で最も密度の濃い「英語を使う場所」の提供によって、既に受講者の頭の底蓋の部分に入っている部品(知識)をきっちり「引き出し」の中に整理する、そして必要となった知識をいつでも使えるようその整理された「引き出し」の開け閉めをスムーズにすることを実現する場所なのです。

極論すれば、LVの国内留学は、一方的な知識の詰め込みに終始した日本の学校教育の結果を最大限に活用して、あたかもすべてを自らの国内留学2週間で実現させてしまったかのように見せてしまっていると言えるかもしれません。

中学校3年分の英語知識で十分なのかという議論が予想されますが、大丈夫ですと断言できます。通常の日常会話においては、ほとんどこのレベルで網羅されています。そして、網羅されきれていない生活に密着した知識は国内留学の中で自然に身につきますのでご心配なく。これ以上のレベルの知識については各人のおかれた立場、業界などによって変わってくると思いますので、必要に応じて習得していくという考えが必要です。つまり、先ほどの図の底蓋のレベルは必要に応じて上げていけばよいのです。しかも、いったん私たちの定義する「英語ができる」状態に達した後は、それを自然な形で受け入れることができるようになります。

このあたりのことを体感的に理解していただくために、こちら のページをご参照ください。

このように、私たちは、「英語を使える」ということはどういうことかという本質について考え抜きました。その結果、従来の教育を否定するのではなく、逆に従来の教育によって受講者一人一人が苦労して獲得してきた「知識」にレバレッジを効かせることで、冒頭のような一見、眉唾とも思われる効果を実現することができるのです。