最良の選択をしていただくために
ランゲッジ・ヴィレッジは英会話業界の中での自らの国内留学サービスの位置付けについて以下のように考えています。英会話業界の状況を把握し、他社サービスと自己サービスを客観的に分析することで、自らのコンセプトを常に明確なものとしています。これによって、英会話サービスを比較検討される全ての方にご自分にとって最良の選択をしていただければと思います。そして結果的に、国内留学を選択していただけた場合には、十分な安心と納得をもって臨んできたいと考えています。
長期海外留学
- 取り組み易さ
- 取り組みにくい
(事前準備、ビザ、
保険、環境整備)
- コスト
- とても高い
- 英語習得
- 高い
(但し、本人の
覚悟に依存)
- 異文化体験
- 十分
海外留学を「長期」に限定したのには理由があります。一般的に海外留学と言っても、よほど意識をしなければ英語に触れる時間はそれほど多くはなく、国内留学のように朝から晩まで外国人が付きっきりで指導に当たることはあり得ないからです。しかし、1年以上の長期にわたって真剣に取り組めば、密度がそれほど高くない環境でも相当の効果を出すことができます。そして、それ以上に重要なのが「異文化体験」です。長期にわたって現地で生活をすることで海外留学以外では決して得ることのできない貴重な経験が得られます。現地の雰囲気、匂い、感覚、そういったものすべてがグローバル人材としての「自信」を形成します。ただし、そのための負担は他のサービスの比ではありませんので、誰もが選択できるものではありません。
国内留学
- 取り組み易さ
- やや取り組みにくい
(まとまった日数の
確保が必要)
- コスト
- やや高い
- 英語習得
- 高い
- 異文化体験
- 少しあり
(外国人と生活)
海外留学と比較しても、英語学習に限定した効果でいえば圧倒的に高いと思います。それは、日本人の弱点を把握したうえで高密度で英語環境を提供するというシステムだからです。ただし、他の仕組みと比較して大きな犠牲を払っていただかなければならないものでもあります。実際、参加費も滞在分を含めある程度まとまった額をご負担いただきますし、ビジネスマンであれば、相当期間業務を離れていただかなければなりません。しかし、だからこそ確実な効果を担保することができることをご理解ください。そのため、様々な英語学習を試してもどうしても目的を達成できず万策尽きたと思っていた企業・個人様のご利用が多いのが特徴です。
英会話スクール
- 取り組み易さ
- やや取り組みにくい
(レッスン日の確保、
通う負担)
- コスト
- やや高い
- 英語習得
- 普通(週に1,2回の限界、エンジンがかかり始めたら)
- 異文化体験
- あまりない
国内で英語を道具として使わせようという目的自体は国内留学とまったく同じです。ところが、クラスをスポーツにおける運動場だと仮定すると、そのトラックの長さに雲泥の差があるといえます。週に1時間~2時間のクラスでは、やっと本調子になってきたところでレッスンは終わってしまい、また来週、そしてその次もまた最初から、とあまりにも非効率的なことが繰り返される恐れがあります。これを克服するには、お金と時間をまとめて投入する必要があると思います。ただし、英語環境の提供という方向性は正しいと思いますので、一定以上の能力に達した方のメンテナンス的な利用であれば、限られた時間でも信頼できるスクールを選ぶことで、十分価値がある英語学習になりうると思います。
オンライン英会話
- 取り組み易さ
- 取り組みやすい
(家でもどこでも)
- コスト
- とても安い
- 英語習得
- 普通
(ある程度話せる人なら)
- 異文化体験
- あまりない
当社が提供していない仕組みとしては最も費用対効果が高い革新的な英語学習だと評価しています。まさに、在宅教材の取り組みやすさと、英会話スクールの実際に英語を道具として使用する機会とを組み合わせた優れた仕組みだと思います。コンセプトとしてはその圧倒的な低価格によって、頻度の低さという英会話スクールの弱点を克服するというものです。ただし、圧倒的低価格を実現するために低コストで大量の講師を確保しなければならないので品質を一定に保つのが難しいのと、やはり気軽さゆえの継続性に問題があることは否めないと思います。そのため、ある程度以上の実力があって、講師を自らのペースでコントロールすることのできる方にとっては非常によい英語学習の仕組みだと思います。
在宅教材
- 取り組み易さ
- とても取り組みやすい
(好きな時間に
どこでも)
- コスト
- ものによって安い
- 英語習得
- 普通(自分次第)
- 異文化体験
- ない
手軽に始められる。空いた時間で学習できる。これほど、取り組みやすい英語学習はありません。しかし、その取り組みやすさが逆にネックとなり最終的にはものにならないことが多いのも事実です。例えば、聞き流すだけで上達できるというような教材もあります。その真偽のほどをよく質問されますが、おそらく嘘ではないと思います。ただし、それを継続できればという条件が付きます。どんな教材でも聞きつづけることができれば多かれ少なかれ上達します。ただ、その継続の難しさこそが問題なのです。それを継続できる方であれば、最近では無料でも非常にクオリティの高いウェブサイトもありますので、高価な教材ではなくても同等の効果を期待することができるはずです。
費用対効果・時間対効果の高い学習の組み合わせ例について
条件さえ許されれば、「英語力」だけでなく「異文化体験」までも吸収することのできる長期海外留学が最も推奨される学習方法かもしれません。ですが、英語習得のパフォーマンスのみに限定すれば、長期の海外留学でなくてもそれと同じようなレベルに達することは十分可能だと考えています。グラフはあくまでもイメージですが、国内留学、その他の英語学習を組み合わせることで一年という長期の海外留学で得られる英語習得レベルと同等の効果を生じさせられるパターンを示しています。ここまでのレベルに達した後は、自ら仕事など実践の中で「異文化体験」を積み重ねていくということで十分目的を達成することができるのではないでしょうか。