SEACTテスト得点分布から見る国内留学の効果

 

SEACTテスト得点分布状況と合宿一週間の効果の発現状況

スコアレベル第一回目
分布割合
第二回結果分布割合合宿一週間の
効果発現状況

(81~90)

グローバル企業の
エグゼクティブなどが
目標とすべきレベル

0%二段階アップ
一段階アップ
不変↑
不変=
不変↓
一段階ダウン
二段階ダウン

(71~80)

コンサル企業の海外駐在者などが目標とすべきレベル

4%二段階アップすべての受講者で当初のスコアカテゴリー内での多少のスコア向上がみられる。
一段階アップ
不変↑
不変=100%
不変↓
一段階ダウン
二段階ダウン

(61~70)

商社の海外駐在者などが目標とすべきレベル

22%二段階アップかなりの割合の受講者で当初のスコアカテゴリー内での多少のスコア向上がみられる一方で、一定数は一段階アップの大きなスコア向上を達成する。
一段階アップ17%
不変↑67%
不変=8%
不変↓8%
一段階ダウン
二段階ダウン

(51~60)

一般企業の海外駐在者が目標とすべきレベル

21%二段階アップ

かなりの割合の受講者がスコアカテゴリー一段階アップの大きな向上を達成するが、それ以外は当初のスコアカテゴリー内での多少のスコアが向上する。

(三番目に大きく合宿効果が発現するケース)

一段階アップ67%
不変↑33%
不変=
不変↓
一段階ダウン
二段階ダウン
英語を双方向的に駆使できる能力獲得の境界線

(41~50)

外資系ホテルマンなどが目標とすべきレベル

19%二段階アップ

かなりの割合の受講者がスコアカテゴリー一段階アップの大きな向上を達成するが、それ以外では当初のスコアカテゴリー内で同点もしくは多少後退するケースがみられる。

一段階アップ60%
不変↑
不変=20%
不変↓20%
一段階ダウン
二段階ダウン

(31~40)

日本の大学新卒者の平均

22%二段階アップ40%

かなりの割合の受講者がスコアカテゴリー一段階アップの大きな向上を達成するとともに、それ以外では二段階アップという大躍進を達成する。

(最も大きく合宿効果が発現するケース)

一段階アップ60%
不変↑
不変=
不変↓
一段階ダウン
二段階ダウン

(0~30)

インプット学習が
必要なレベル

12%二段階アップ17%

かなりの割合の受講者がスコアカテゴリー一段階アップの大きな向上を達成するとともに、二段階アップという大躍進を達成するケースもみられる。それ以外には当初のスコアカテゴリー内での多少のスコア向上がみられる。(注:下)

(二番目に大きく合宿効果が発現するケース)

一段階アップ66%
不変↑17%
不変=
不変↓
一段階ダウン
二段階ダウン

(0~30)インプット学習が必要なレベル

このレベルで合宿を開始した場合、長時間英語に触れることで英語に慣れ、聞いて理解する力が飛躍的に向上することでここまでの結果を出すことができると考えています。しかし、基礎的英語知識のインプットが十分でないため、仮にもう一週間の合宿を上乗せした場合にはこれと同様の向上を期待することは難しいと考えられます。つまり、インプットが十分でない状態で、英語環境に触れることによって得られる効用はこのレベルで停滞してしまう可能性が非常に高いということをご理解いただく必要があります。その意味で、「英語を双方向的に駆使できる能力獲得の境界線」を超えること、すなわち英語をビジネスのツールとして活用することを目的とされている場合には中学三年レベルの英語知識のインプットを確実なものとしてから合宿に参加されることを強くお勧めします。

 

 

上記の結果からの効果分析

以上の分析から、一週間合宿を行った場合、スタート時点のレベルに関わらず受講者全体の67%が「英語を双方向的に駆使できる能力獲得の境界線」を突破することができることを見てとることができます。また、二週間合宿を行った場合はサンプル数がそれほど多くはないのですが今までの経験上、0~30スタート以外すべてのすべての受講者が突破することができるという結果を得ております。従いまして、SEACTテストの求める最低TOEICおよび英検のレベルをクリアされている方におかれましては、合宿効果の「見える化」および合宿後の学習指針を明確にするためにも極力受験されることをお勧めします。