日本人と英語

アクセントのルール

2025年2月25日 CATEGORY - 日本人と英語

書籍紹介ブログにてご紹介した「一度読んだら絶対に忘れない英会話の教科書 」からテーマをいただいて書いていきますが、第一回目のテーマは「アクセントのルール」です。

英語におけるアクセントの重要性は十分に認識しており、単語の学習時には必ず意識をして発音と一緒に覚えるという癖を中学のころからつけていました。

ただし、それは一つ一つ個別に覚えるべきものとして覚えてきたもので、そこに固定的な「ルール」が存在しているということは正直今まで意識しておらず、全くの盲点ともいうべきものでした。

以下本書の内容をまとめてみます。

 

①「母音が一つ」の時はその母音がアクセント

dog /cat /hit /put

まあ、これはルールというか、それしかないということを経験的に私を含めどなたも理解はしているはずです。

 

②「後ろから2つ目の母音」がアクセントが原則

winter /computer /comment

これが最も重要なルールというかほとんどすべてでしょう。これを知識として知っていれば結構なコスパ・タイパを実現できたはずです。

メジャーリーグの「Hasegawa」「Otaniさん」「Ichiro Suzuki」などこのルールに当てはまっていることが分かります。

ただ、「America」「Canada」などが外れているのは少し気になりました。まあ、あくまでも「原則」にすぎないということでしょう。

 

③「複合語」は前半の単語でアクセントを取る

network /bedroom /paperweight /motorcycle

複合語とは二つの単語がくっついている単語です。この場合、二つのうち後ろの単語は無視し、前にある単語について上記のルールを適用します。

 

④「接頭辞・接尾辞」を外してからアクセントを取る

dislike /happiness /impossible /uncomfortable

接頭辞や接尾辞は③の複合語の構成要素のように独立した単語とはみなしません。ですから、dislikeは複合語ではないため、最初のiにはアクセントが来ることはなく、disを無視して後ろから二番目のiがアクセントとなります。

impossibleのimは接頭辞、ibleは接尾辞で残った母音はo一つなのでoにアクセントが来ます。

unconrtableのunは接頭辞、ableは接尾辞で二つのoが残るので、ルール通り最後から二番目、すなわち最初のoにアクセントが来ます。

 

⑤「ee」「oo」にアクセント

feed /food /returnee /employee /chimpanzee /bamboo

母音が二つ重なっていたら問答無用でそれがクセントです。

 

⑥「前名後動」の単語

control /permit /present /report /record (名詞)

control /permit /present /report /record(動詞)

「前名後動」とはスペルは同じでも「前にアクセントがあると名詞」、「後ろにアクセントがあると動詞」になるという性質を持つ単語です。

 

何とも長い期間、遠回りをしたなという「残念」な思いを抱えながらも、価値ある知識として遅ればせながら吸収させていただきます。

 

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