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「未来のためのテストコース」が始動

2025年9月26日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

今年初頭(2025年1月8日)のこのブログにて、「トヨタ『未来都市』今秋始動!」というニュースを取り上げましたが、昨日(9月25日)にいよいよ実際にトヨタ自動車の実証都市である「ウーブンシティ」が始動しました。

以下、毎日新聞のウェブ記事を引用します。

「トヨタは人やモノなどの移動全般を手がける『モビリティカンパニー』への変革を掲げる。街全体を実証実験場に、参画企業と人工知能(AI)や自動運転、ロボットなど新たな技術やサービスを開発する。豊田章男会長は現地であった式典で『(ウーブン・シティは)未来のためのテストコースだ』と述べた。『woven(ウーブン)』は『織り込まれた』と訳され、トヨタの源流企業である豊田自動織機に由来。道が織り込まれた街、などの意味が込められている。ウーブン・シティ全体の敷地面積は約30万平方メートル。トヨタの子会社『ウーブン・バイ・トヨタ』が都市の主な開発を担う。25日に開業したのは第1期エリア(約5万平方メートル)で、居住施設や実験施設など計14棟。居住施設には同日から、トヨタ関係者の数世帯が入居を始めた。2026年度以降に一般市民も実証実験に加わり、第1期エリアには最終的に約300人が居住する計画だとしている。」

実はうちの身内のひとりも開業準備段階からこのウーブンシティ内部に職を得ていて、その実際の様子を耳にしてきましたので、ついに始動したかと余計に気持ちが高ぶりました。

トヨタ自動車が、この成熟しきった自動車産業の「覇者」であることは誰もが認めるところですが、だからこそこの業界の「EV」シフト化の衝撃を最も大きく受けることになるわけで、この巨大企業が今後どのような未来を描いていくのかが注目されるところです。

そのような中で、私がこの記事で最も印象的だったのが、豊田章男会長の「(ウーブン・シティは)未来のためのテストコースだ」という発言でした。

トヨタの「ウーブンシティ」の運営を通じて、「自動車製造会社」から人やモノなどの移動全般を手がける「モビリティカンパニー」への脱皮に本気で取り組んでいくのだという強い意志と覚悟が、豊田会長のこの言葉に現れていると感じました。

 

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