日本人と英語

中学英語は最強の証明

2017年11月27日 CATEGORY - 日本人と英語

先日(2017年11月25日)のYahooニューストップに非常に「中学生がお手柄、英語で迷子保護」という頼もしい記事がありましたのでご紹介します。

「福井市の中学3年生2人が、迷子になっていた外国生まれの男児(7)の保護に貢献した。日本語が通じなかったため、学校で習った英語を駆使して近くの交番に案内、男児は親元に戻った。2人の適切な対応と正義感が早期解決につながったとして、県警福井署は27日に感謝状を贈る。2人は「男の子が無事家族と会えてよかった」と喜んでいる。」

日本の中学三年間で学ぶべき文法は、ほぼ文法知識としては完成されたものです。一部、「仮定法」や「過去完了」といったものを高校に譲りますが、そられがなくてもほぼコミュニケーションに必要な分の仕組みはすべてやることになっています。

ですが、それだけでは話せない。

そのため、日本の英語教育はダメだから、文法や語彙などをガリガリやることでなく、「決まり文句をどんどん覚えていくべきだ。」みたいな主張が幅を利かせてきています。

しかし、順序が違います。

「中学文法と語彙の知識」だけでは、だめだけど、それがなければ話にならない。「中学文法と語彙の知識」を効率的効果的に身に付けさせた後、それらを駆使して問題解決をする経験、すなわち「使う」ことをどう実現するかが求められるはずです。

今回、この中学生はこのことが重要であることを証明しました。

彼らは、目の前の英語しか話せない迷子を前にして、自分の頭の中にある「中学文法と語彙の知識」を使わなければならない状況に偶然直面しました。

そして、それらを駆使して問題解決をする経験を手にしたのです。

もちろん、それは小さな経験かもしれません。ですが、英語を話すためにすべき順序はどうあるべきかということを身をもって知ることになったことでしょう。

本来中学でやるべき英語教育の内容は基礎としては自信をもっていいものです。

問題はそれを使ってものにするという環境です。

今そこに使わなければならない状況があれば、このように使い、そしてそれが自信になるのです。

ですから、ランゲッジ・ヴィレッジの国内留学への参加条件としては、「中学文法と語彙の知識」が基本的には頭の中にあることということにしています。

そして、その自信がない方のために、「中学三年分の英文法を血肉にする合宿」をその自信の程度に従って、超特急2泊コース快速5泊コースの二種類の講座をご用意しています。

是非学校も、やるべきことをきっちり見定めたうえでそれを徹底して行いながら、その次をどうするのかという前向きな姿勢を示してほしいと思います。