どっちもどっちでしょ?
2017年5月29日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
先日(2017年5月22日)、第一生命保険が30回目となる恒例の「サラリーマン川柳」コンクールで、上位30作品を発表しました。
私は俳句や川柳が好きで、伊藤園のお~いお茶のペットボトルに書かれた新俳句大賞とともに、いつも楽しみにしています。
ちなみに皆さんは俳句と川柳の違いをご存知ですか?
川柳も俳句も<五・七・五>の定型であるという点では同じですが、俳句には、<季語>が必要ですが、川柳では特にこだわりません。また、俳句は、主に自然を対象として、川柳では、人間社会つまり世相を対象に作られるという違いがあります。
どちらにしても、短く決まった形の中に、自然や人間についての気づきを押し込むという高度な言葉遊びであり、いい作品にあうと「う~ん」とうなって一人感動したりしています。
今年の最優秀作品はこれです。
「ゆとりでしょ?そう言うあなたはバブルでしょう?」
この作品がゆとり世代によって作られたことを考えると、もはやバブル世代はもう「何も言えねえ」って感じだと思います。
古代エジプトの遺跡のいたずら書きに「最近の若い者はなってない」的なことが書かれていたという話を聞いたことがありますが、若い者への説教というのも考え考えしないと、、、と思います。
ついでに、ここ五年間の最優秀作品をご紹介しておきます。
第29回 退職金 もらった瞬間 妻ドローン
第28回 皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞
第27回 うちの嫁 後ろ姿は フナッシー
第26回 いい夫婦 今じゃどうでも いい夫婦
第25回 「宝くじ 当たれば辞める」が 合言葉
このようにみても、今年の作品はかなり光っており、決して日本人は年を追って劣化してなどいないと思います。