
なんでこんなに親切なの?
2017年6月5日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
最近、「なんでこんなに親切なの?」と思えるようなアプリがどんどん出てきて、それがなかった時のことが想像できないくらいに便利になっています。
私にとってその中でも一二を争うアプリが名刺管理アプリ「EIGHT」です。
これは、自分の手元にある名刺をスマホのカメラで撮るだけで、その情報をデータベース化してくれるというものです。しかも、無料で。
おかげで、過去に名刺交換をした方の確認の際、記憶を頼りにいくつもある名刺ホルダーを手繰っていくという無駄なことを一切する必要がなくなりました。
そのような無料アプリはほかにもたくさんあるのですが、このアプリがすごいのは、それを人力で行ってくれるということです。ですので、会社の名前やその人の名前が入れ替わってしまったりというような、機械作業にありがちなミスがほとんどないのです。
もう一度言いますが、それを「無料」でやってくれます。
以前にもYouTubeに関する 記事 にてこのような企業の「マネタイズ」すなわち、収益化について考えたことがありますが、優れたサービスであるほど、そう簡単には収益化に踏み切らず、じっくりサービスの価値とのバランスを考えた行動をとるものです。
そんな名刺管理アプリ「EIGHT」は、2015年2月には初の有料機能「Eightプレミアム」を開始しました。これは、無料サービスがクラウドでの閲覧のみであるのに対して、名刺データをダウンロードして管理したいという要望に応えるサービスです。
無料サービスの部分がかなり手厚いので、私としてはこの有料サービスにそこまでの魅力を感じなかったというのが正直なところですが、この夏(2017年)についにかなり踏み込んだ「マネタイズ」施策を行う予定であるという情報がありました。
それは「キャリアサービス」です。
蓄積したビジネスマンの肩書やネットワークなどの情報を活用して、転職のあっせんサービスにつなげようというものです。
具体的には、企業の採用担当者から自分のキャリアにあったスカウトメッセージが届くようになるというサービスです。
ちょっと、個人情報の問題ぎりぎりのような気がしないでもないですが、それでも個人的には、全体のメリットのほうが大きいような気がします。
皆さんはどのように感じますでしょうか。
「世の中の便利のために、自分たちの情報を提供する。」
この便利と犠牲のぎりぎりのところをきっちりコントロールすることで、素晴らしい「マネタイズ」を実現して、この便利なサービスを継続してほしいと思います。