ウェブ時代
2008年4月27日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
今回も最近読んだ書籍の紹介をします。
ウェブに関しての問題を非常に本質的にかつ分かりやすく説明してくれる本を何冊も書かれている梅田望夫さんの新しい本です。
どの本を読んでも、技術オンチの私にも非常によく分かるように書いてあるので内容の確認をせずに彼が本を出したら間違いなく買って読んでいます。
しかも、はずれだなと思ったことは今まで一度もありません。
この本の中でウェブ時代の定理として5つ取り上げて説明されています。
その中の第四番目の定理グーグリネス(グーグルらしさ)の中のひとつの言葉に非常に感銘を受けましたのでそのことを紹介します。
まず、ウェブという社会の公器の定理を論じているのにひとつの会社であるグーグルらしさということを取り上げられているという点においてまずグーグルという会社のすごさを私は感じましたが。
「『すごい』だけじゃ不十分だ。いつも期待されている以上の結果を出せ。グーグルは「(誰かと比較して)ベストである」ことを到達点と甘んじない。それはあくまでも出発点だ。」
~グーグル10か条の10
企業社会の常識を根底から覆すものです。
この考えを持ちえたら、独占禁止法は必要ないのだということになります。
お金のために働くのではなく、自分たちの仕事によって世の中が良くなるために働く。
このモチベーションによって社会が動くようになるのなら、もしかしたら資本主義社会の次に来る社会のパラダイムになるのかもしれません。
そんなことを豪語する会社がひとつでも世の中に存在するこの社会は捨てたものではなさそうです。
LVもそう言えるように早くなりたいものです。