キックオフ
2012年1月2日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
2012年今年も、キックオフと相なったわけですが、先日橋下徹大阪市長の高校生時代についての番組をみました。
彼は大阪の進学校『北野高校』ラグビー部出身で、花園にも出場しています。
もちろん、この学校はラグビーだけでなく受験勉強のほうもしっかりやらなければならない文武両道の考えをもっており、その分、ラグビーのいわゆる名門がひしめく大阪大会、そして花園大会では体格において圧倒的に不利な状況であったようです。
勉強とラグビーの両立をはかるため「如何に効率よく練習するか!」がテーマで、、、現在の政治手法に影響を与えているようだと番組が伝えていました。
この時の北野高校ラグビー部がやった発想の転換が紹介されていたのに目を奪われました。
スクラムについてです。
通常スクラムは8人で組み、押しあいするのですが、、、押すのをあきらめたそうです。
「どうせ、体格ないのだから負ける」
「それならば一人減らそう」
「はやく、ボール出して、攻撃のほうを補った方が得」
私も高校時代ラグビーをやっていましたのでラグビーの常識は分かります。
こんな発想は少なくとも花園に出場することをまじめに考えるようなチームではありえない、もしかしたら「まじめにやっているチームを馬鹿にしている」と思われてしまうくらい非常識な考え方だと思います。
でも、彼のチームはそれを実際にやって、花園出場という『結果』を出している。
現在の日本の政治状況はまさに『北野高校ラグビー部』の状況に似てると思います。
「どうせ、体格ないのだから負ける」 (借金が大きくすぎ、なおかつ少子高齢化で税収は減る一方)
「それならば一人減らそう」 (だから、組織には『破産会社の従業員』であることを認識させ、無駄を徹底的に排除する)
「はやく、ボール出して、攻撃のほうを補った方が得」 (それによって、組織を活性化し黒字化して、未来への希望をもたせる)
それなのに、国政に携わる既存政党の政治手法はどうでしょうか?
「明治維新」「戦後復興」という歴史的成功例があって、それが方程式であるにもかかわらず、自らを否定することができない・・・そして、誰がやっても同じこと・・・手を上げる人も何の『秘策』もないのに、手を上げ、やはり同じことの繰り返し・・・・そして、状況はどんどん悪くなる・・・・
橋下手法を危険だと思う人もいるかもしれません。
でも、現在の繰り返しは明らかに「もっと」危険でしょう。
今年は、橋下手法の是非が試される年となります。
北野高校ラグビー部のように結果を出せるか、それとも?
もし結果を出せたら、日本の未来は地方から変わって行くことになるのではないでしょうか。
ぜひ、今年はこのことにも注視していきたいと思います。
また、自分としてもビジネスに対して常識を打ち破るような『結果』をだせる動きをどんどんしてきたいと思っています。