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フィクションを究めて生まれる価値

2018年7月23日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

先日(2018年7月11日)の日経MJに「架空を作りこむことで一見本物にしか見えない『偽物』づくり」の話題の記事が載っていました。

その中に、今年5月にちょっとした事件としてネットニュースで騒がれた「大学」も取り上げられていたので興味をそそられました。

その事件とは以下のようなものでした。

「2018年5月、国際信州学院大学の教職員が大人数の予約を無断でキャンセルしたという、うどん店『蛞蝓(ナメクジ)亭』による投稿がツイッター上で拡散された。その後、当大学はホームページで本学教職員の不祥事についてのお詫びを掲載した。しかし、この店をいくら調べても何も出てこなかった。ただ、国際信州学院大学のホームページは存在し、教授の名前が『コサックダンス吉村』という一部信じがたい部分もありながら、一目では嘘とは判断できないような手の込んだつくりとなっている。もちろん、蛞蝓亭も国際信州学院大学も実在しない架空のものだった。」

当時のニュース記事はこちら

そして、今も存在している「国際信州学院大学」のホームページはこちら

私も、当時のニュース記事をリアルタイムで目にしていましたが、当「事件」は、ネットの信頼性を損ねる一つの「社会問題」として糾弾すべきだという厳しい意見もあったように記憶しています。

しかし、落ち着いて考えてみると、このことによって実際に損害を受けた人間は一人も存在しません。

そして、この事件によって、ネット上の情報はいかに外見上「確からしさ」があったとしても、その真偽については最後まで自己の責任で判断する必要があることを私たちは学ぶことができたわけです。

そう考えると、このサイトの制作者は、私たちがネット社会に身を預けることを選択するということは、その覚悟をするということなのだということを体感的に学ばせてくれる、非常に貴重な「教育機関」を社会に提供してくれたともとれるように感じました。

しかも、国家から一切の補助金を受け取らずに。(笑)

まさに、これが「フィクションを極めて生まれる価値」なのだと思います。

実際に、日本国内にて「海外留学」を提供することをビジネスとしている私としては、非常に参考となる「事件」だと考えています。

ですが、私の場合はこれからも、フィクションを究めた先にあるノンフィクションで勝負をしていきますが。