
何事もバランスが大切
2011年8月14日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
少し前、中国の高速鉄道の問題を取り上げましたが、今度は、イギリスで暴動がおこっているというニュースが入ってきました。
今分かっている範囲では、マーク・デュガンという男性をロンドン市警が撃ったことが発端のようです。
警察に対しての抗議は急激に加熱し、今テレビの前で起こっている出来事へと繋がっている模様です。
きっかけはそのことだったかもしれませんが、実際には「高い失業率や支出削減などに対する政府への不満」が蓄積されてそれが爆発したといえるかもしれません。
日本でも同じように若者の就職難が深刻です。
将来に夢をもてなくなっているとも聞きます。
また、今後は企業の海外流出にも拍車がかかり、仕事量自体が一層減少したり、その減少した仕事に対して、日本人と外国人労働者の間での職の奪い合いという構図にもなっていくかもしれません。
そうなると、今後は余計に入国管理を厳しくするような動きになってしまうかもしれません。
日本でも対岸の火事だと無関心でいられないと思います。
特に、ランゲッジ・ヴィレッジは外国人講師を確保するのに幅広い人材を求めていますが、現在の硬直的な入国管理制度ですと、規制が強くて、すばらしいと思う人材でもビザが発行されず採用することができないということがよくあります。
この問題では、どの先進国でも同じような悩みを抱えていると思います。
何事もバランスが大切だと思います。
自国民と外国人労働者がともに認め合い、お互いの利害がちょうど均衡するところでストップできるような絶妙な入国管理が実現されることを願っています。