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嫉妬心のもと

2012年10月7日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

昨日のTBSの番組「サワコの朝」にて爆笑問題の田中さんがゲストで出ていました。

これを見ていて二つびっくりすることがありました。

一つは、阿川さんを見ていていつも思うことですが、ゲストの本音を引き出すのが本当に上手なこと。そして、もう一つは爆笑の田中さんの相方太田さんに対する感情が圧巻だったことです。

まず一つ目ですが、阿川さんは独特の「ニコニコズバリ!」という表現がぴったりの絶妙な間で相手の本音に迫り、イヤミを感じさせずにしっかりと本質を引き出すという特技です。

いつもそのように感じてはいましたが、今回の田中さんに対するそれは、本当に絶妙でした。

この内容が、二つ目の田中さんの相方太田さんに対する感情についての阿川さんの質問になるのですが、

「ズバリ、太田さんが天才だと言われると田中さんとしては正直言って嫉妬心もないわけではないでしょ?」とまさにズバリです。

その質問に対しての田中さんの答えが、

「全くありません。世間では太田がわがままで私田中が大人の対応で爆笑問題はもっているなどと言われることがありますが、実際は全く逆なのです。ネタから、仕事のマネージからすべて太田がやっているんです。私はデビューから25年間ずっと太田におんぶにだっこなので、心から尊敬しているんです。だから、嫉妬心は全くないんです。」

的なものでした。

つづけて、「逆に、素人さんに「太田の漫才はダメだ」とか「田中で爆笑問題はもってる」などといわれると逆にムカついてくるんです。「お前は太田をわかってない!」って。むしろ、「田中は太田に食わせてもらってる」と言われれば、「うんうん、そうなんだよね」と素直に思えるんです。」

この田中さんの答えに私は、

「爆笑問題、すてきやん」

と心の底から思いました。

爆笑問題の強さの秘訣が垣間見られたような気がしました。

それと同時に、阿川佐和子さんが、「黒柳徹子さん2世」と評される理由も分かった気がします。

面白い漫才も、面白いお話を引き出すMCとしての腕も、根底は「相手の懐に入って信頼すること」に基づくものなんだなと思いました。

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