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希望を持つ方法

2016年6月3日 CATEGORY - 代表ブログ

希望を持とう

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちは。

前回に引き続き、ユニクロの柳井正社長の著書「柳井正の希望を持とう」をご紹介します。

基本的に柳井社長の経営姿勢は「変革」です。

前回ご紹介の「この国を出よ」において、現在日本の置かれた絶望的な状況の中で何とか生き残る方法は、我々日本人が意識的に「タガ」を外すことのみだという衝撃的なメッセージをいただきました。

逆に言えば、意識的に「タガ」を外すことのみが希望をもつ唯一の方法だということです。

本書で印象に残ったのは、そのような衝撃的なメッセージを発信する経営者が経営するユニクロという会社において、そのメッセージがどのように具体的なアクションに落とし込まれているかということが明らかに分かる以下のような自己定義でした。

「ユニクロはもはや国内産業ではなく、『日本でも服を売っている』会社だ。」

日本の大企業でグローバル企業と呼ばれる企業は数多くあると思いますが、いままで自らをこのように定義した企業を私は知りません。

「グローバル展開」「ボーダレス化」という言葉は、よく聞かれるようになりましたが、まだまだこれらの言葉の主語は、「日本の企業」です。ですので、それらの言葉の主語がそうである以上、これらの発想自体が「タガ」にはめられたものだったのだということに気づかされたということになります。

これは私にとって非常に大きな衝撃でした。

この自己定義は、ユニクロや楽天のすすめる「英語の社内公用語化」に対する反対意見など、全く意味をなさないものに貶めてしまう力を持っています。

「日本の企業なのに、日本人同士英語でやり取りしていたら非効率で仕方がない」という批判は、やはりその主語が「日本の企業」です。

世界中を相手に商売をするうえで、「日本でも商売をする企業」であれば、日本語の使用が明らかに非効率の原因になるのです。

少子高齢化によって人口減少の進む日本国内で希望を持つことは、そのような前提になって初めて、可能であるということなのだと思います。