税金の使い道
2007年12月2日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
毎日取りざたされる悪いニース。
とりわけ、最近では防衛省のスキャンダル。
国防という非常に秘密保持の必要な分野において中枢には通常の何倍もモラルの高い人間がつかねばならないことはいうまでもないことです。
それが、おねだり妻と言いなり夫とは情けないにも程があるというもの。
聞くところによると、防衛省では、商社を通さずに直接米国のメーカーから仕入れるという努力をしようという動きに対して言いなり夫の権限でわざわざ、コストをかけるためだけに商社を絡ませる指示を出したというではありませんか。
しかもその額たるやあきれてものが言えません。
直接取引きでは600億ですむところを2800億とか。
日本で一番需要がある言語英語の英会話学校の業界の市場規模って知っていますか?
NOVA全盛の時で1200億円程度だったのです。
あれだけ、町中にあふれる英会話学校の業界全体の売上がその程度にもかかわらず(ただ、実際はそのお金も破綻によって死に金になってしまった部分が多いということになりますが。)、防衛という存在としてはなくてはならないが、何もおこらなければ国民には一円も利益にならない分野で、まったくの無駄のお金が2200億あるというのは、納税者としては一人一人もっと怒らなければないませんね。
その無駄になったお金が、教育にまわされ将来のための投資にまわせたらと思うと毎日、限られた予算で最大限の効果を出そうと努力しているわれわれ民間事業者としては怒りを覚えざるを得ません。
あのおねだり妻と言いなり夫を逮捕して責めたところで帰ってはこない巨額の無駄金。
そうであるならば今後そのようなことが起こらず、最低限の予算で最高の防衛が図れるような仕組みを作って、その分を国民の将来のための投資に回せるように一人一人が意識することしかないかもしれません。
今週も残念ながら悪いニュースでした。