組み合わせの妙
2015年2月15日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
私は時々、自分のビジネス感覚を鍛えるためにエア秋元康トレーニングをやります。
つまり、空想で芸能プロデューサーの発想をしてみるということです。
そのきっかけは、ジェロの出現です。
「黒人」と「演歌」という全く関連性のなさそうな組み合わせが、化学反応を起こして人々の心に響く。
この組み合わせの妙にものすごく魅かれて、次に何が出るのかと私自身が頭の中で勝手にエア秋元康トレーニングをするようになったのです。
といっても、今までこれといった組み合わせを見つけることができず、自分の才能のなさを恨んでいます。(笑)
そのあと、出てきたのがクリス・ハート。
今度は、「黒人」と「JPOPのヒット曲カバー」の組み合わせでした。またまた、やられた―と思いました。
この後、かなり真剣に次は何かとエア秋元康トレーニングしてみたものの、なかなか見つからないでいたら、すごいものが出てしまったのです。
「JPOPのヒット曲カバー」と「方言」。
山形出身の民謡歌手 朝倉さやさんです。彼女のプロフィールはこんな感じです。
「1992年6月29日生まれ、山形県出身。ひいおばあちゃんや、母が民謡が好きだった影響で小学2年生から本格的に民謡を習い始め、小学4年生から三味線も習い始める。民謡日本一に2度輝き、18歳で上京。2012年、オリジナル曲の制作を開始。youtube上で、JPOPのヒット曲を山形弁にアレンジして話題に。」
いや~まさか、もう一つの方を変えてきたとは!と思いました。そして、これが本当に面白い。お腹を抱えて笑ってしまいました。その上、歌が抜群に上手です。やはり、単なる組み合わせの妙だけでなく、その要素ごとのクオリティの高さがヒットの大前提だと思います。
エア秋元康では才能がない私ですが、実はランゲッジ・ヴィレッジのビジネスモデルも、組み合わせの妙だと思っています。
「宿泊業」と「外国語」の組み合わせが、化学反応を起こして革命的な効果を生じさせる「合宿制語学学校」になるというものです。このビジネスに楽天ばりの改善を積み重ねていくことが重要です。
これからは、なかなか進歩のないエア秋元康トレーニングよりも正攻法のビジネストレーニングに集中しようと思います。