代表ブログ

豆腐と納豆

2026年2月20日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

私は子供の頃、それが誰だったのかはすっかり忘れてしまいましたが、ある大人に「豆腐」と「納豆」についての次のような話を聞き、今日の今日までそれを本当の話だと思っていました。

「はるか昔に、中国から豆腐と納豆が船に乗せられて初めて日本に輸入されてきた時に、強い風が吹きその二つの荷の上にあったそれぞれの『豆腐」(発酵している現在の納豆)』と『納豆(枠に納められて整型されているから現在豆腐)』という名札が入れ替わって、その名札と商品の組み合わせを信じた受け取り側の日本において、その誤った組み合わせが定着してしまった。」

いや、これほどうまくできた話はそうそうあるはずもなく、私はそれを本当の話だと思っていただけでなく、今まで何にもの人に得意げに教えてあげてきました。

しかしです。

まずは、本日(2026年2月20日)の読売新聞朝刊の「編集手帳」の記事の次の部分をご確認ください。

「納豆王国の茨城県で、大豆を馬の背なかで発酵させる実験が行われるという。納豆の期限は一説に、平安時代の武将・源義家の奥州出兵と言われる。わらで包む煮豆を馬のあたたかな背に積んで運ぶと、ネバネバの豆に変わった。この伝承を裏付けるため、体験型牧場と納豆の会社が手を組み、今週末に公開で実証に挑むそうだ。」

このインターネット全盛時代においても、なぜこのことについてのファクトチェックを今までしてこなかったのかと、私は非常に大きなショックを受け、心から反省をしているところです(笑)。

この記事から分かることは、少なくとも納豆は日本で発見(発明)されたもので、私が多くの人にまことしやかに伝えてしまったあの話は全くのウソであったという事実です。

ちなみに、この件に関してのファクトチェックをすべく、このようなウェブページを見つけましたのでご参照ください。

このページから分かったことは、「豆腐」については中国発祥の食品で、これがなぜこの名前になったかと言えば、「腐」という漢字には「ぶよぶよと柔らかいもの」を意味しており、「豆腐」は「豆が柔らかくなったもの」という意味、そして「納豆」は寺院の「納所(なっしょ)」で作られたから、とか桶や壺に「納められて」いたから、そう呼ばれるようになったと言われているということです。

世の中で言われていることを簡単に信じることなく、しっかりと調べ、またそれについて自身の頭で考えることがなにより重要だということを子供たちに偉そうに伝えていながら、このような簡単に調べるだけで分かることを、50歳近くになってようやく知ることになった自分自身を今日一日は思いっきり責めようと思います。

 

◆この記事をチェックした方はこれらの記事もチェックしています◆