おすすめ書籍紹介

英単語の語源図鑑 #191

2018年9月3日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介

【著者】  清水建二・すずきひろし・本間昭文

【出版社】 かんき出版

【価格】  ¥1,500 + 税

【購入】   こちら

今回と次回は「単語帳」のご紹介です。

私は、自身が主宰する「文法講座」においていつも次のように言っています。

「文法については、皆さんの上達に関する責任はすべて私が負いますが、単語については基本的にすべて学習者さんの責任においてやっていただくしかありません。」

しかし、そうは言ってもヒント位くれてもいいじゃないか、、、という嘆きとも批判ともとれるような恨めしそうな表情をされる方は少なくありません。

自分自身、中学一年で英語の授業が始まった時、「morning」という意味のつながりを全く持たない7つのアルファベットの組み合わせを完璧に覚えることが「単語を覚える」ということで、しかもそれを中学3年間で1000個以上も覚えることになると聞かされた時の「恐怖」と「絶望」は今でもはっきり覚えています。(笑)

なかなか「これでいいのだ!」という特効薬的な方法論が少ない単語記憶ですが、私がそのような表情をされる方に対してお勧めする方法が二つあります。

それは、① 語源と ② コロケーション(連語)を意識して記憶することです。

今回は、このうちの① 語源についての良書をご紹介します。

本書「英単語の語源図鑑」では、英語における「漢字学習」的記憶法ともいえる方法を視覚的な手法を取り入れて提案してくれています。

私たちは漢字を覚える際に、草冠(クサカンムリ)がその漢字に入っていれば、その漢字は、草に関係した意味を持ち、竹冠(タケカンムリ)がその漢字に入っていれば、竹に関係した意味を持つであろう推測を最大限に利用しています。

それと同じように、英語の語彙にも「接頭辞」「語根」「接尾辞」にそれぞれ意味があり、それらをあらかじめ理解していれば、新たに目にしたその単語の全体としての意味を推測することができるという仕組みを利用しようというものです。

しかも、本書の利点は、それらをイラスト共に提示してくれているところで、この「イメージ」の力を最大限に活用して記憶に結びつけることができます。

今後は、恨めしい視線を感じたら、まず本書をご紹介することにします。