
AI時代になぜ英語を学ぶのか #355
2025年11月25日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介

【書籍名】 AI時代になぜ英語を学ぶのか
【著者】 町田 章
【出版社】 文春新書
【価格】 ¥1,050 +税
【購入】 こちら
AIが私たちの生活の中に入り込んできてからというもの、この「AI時代になぜ英語を学ぶのか」という問いかけが、かなり一般的なものとなってきました。
実際、今年の3月に私が参加したアベプラの議論でも出されました。(21:38)
後日このブログで「AI時代における英語学習の存在意義」という記事を書きましたのでこちらも併せてご確認ください。
この議論を短くまとめると
「英語圏の人にこちらの高額な商品を買ってもらう必要のあるビジネスパーソンや英語圏への留学や生活をする必要がある人など、世界の人々と深く『つながりたい』と考える人は、必ず『英語学習』は必要で、しかも『ライブ感』のある学習スタイルを大切にするはず(だからAI時代にも英語学習は一部の人には必要となるはず)」
ということになるわけですが、本書ではそれとは違った視点で、しかも「一部の人」にはではなく、基本的に学校教育を受ける「すべての日本人」に継続して必要となるという議論が展開されています。
それは、英語(言語)学習の意義を「コミュニケーション的意義」と英語が有する思考の仕方と文化を理解するための「教養的意義」の二つに分けた上で、前者はAIによって完全に不要とすることができるが、後者は、前者が不要となることによって従来と比べて多大なる時間的余裕を確保することができるからこそ、複眼的視野を身に着けることを目的として学校教育の範囲で全日本人が継続していく必要があるものだと結論付けています。
本書の内容はその結論に納得するためには十分な精度の高いものでした。









