おすすめ書籍紹介

DIME 2015 3月号 #98

2015年1月20日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介

DIME

 

 

 

 

 

 

 

 

【書籍名】    DIME 2015 3月号

【著者】   小学館

【出版社】  小学館

【価格】  ¥556 + 税

【購入】    こちら

前回の THE21 201502月号 同様、本誌でも、英語を使うのが苦手だと思っている日本人に対して、「使える英語」の基本は「中学三年分の文法と語彙」であり、これさえあれば、カタカナ発音だろうが何だろうがとにかく話すこと(使うこと)が重要であることを訴えています。

その中で、世界的な経営コンサルタントにして英語の達人でもある大前研一氏が「すぐさま英語が身につく7つの提言」を明らかにしてくれているのですが、その冒頭に衝撃的な内容がありましたのでご紹介します。

その1 日々情景を英語で実況中継せよ

「英語ができない人は、まず『実況放送』から始めることを勧めたい。大学時代に通訳案内業のアルバイトを始めてもっと英語ができるようになりたいと思った私は、毎日の通学電車の中で今、自分が見ている光景や頭の中で考えていることを英語で言ってみるようにした。すると、いくら考えても言えないこと、分からない表現がたくさん出てくるので、それをメモしておき、後で調べたり、ネイティブの人に教えてもらうというトレーニングを繰り返したのである。実況放送をやることによって言えないこと、分からない表現を一つずつ減らしていくのだ。受動的に学んでも頭に入らず挫折してしまうケースが多いが、自分が知りたいことを能動的に学んでいかなければ、英語はできるようにならないのだ。」

私の著作やランゲッジ・ヴィレッジで配っている単語帳の中に書かれている代表からの挨拶をご覧いただいたことがある方でしたら、お気づきかと思いますが、私の「富士山メソッド」の中の「街角英語実況中継学習法」と全く同じ内容なのです。

特に驚くのは、「分からない表現をとりあえずメモしておき、後で調べる」というところまで一緒なのです。

普通に考えたら、私が大前氏の方法を盗んで「富士山メソッド」として自分が考えたようにしているのではないかと思われてしまうと思います。ですが、私が「富士山メソッド」を出版したのが2012年5月25日ですので、自分のオリジナルだということは証明できます。(笑)

では、逆に大前氏が私のアイデアをパクったということを言いたいわけでもありません。(ただ、「実況」という言葉や、「分からない表現をとりあえずメモしておき、後で調べる」というところまで一緒なのはすごい偶然の一致だとは思います。)

ここで言いたいのは、「英語を使えるようにするためにはどうしたらいいか」を合理的に考えれば、このような方法論に当然に行きつくのだということです。

「文法」や「語彙」は座学で習得可能です。そして、それを使いこなすためには、「話す(使う)場所(機会)」をどう確保するのかということが重要となります。

その答えが、一般的に考えれば「海外留学」でしょうし、私たちが提供している「国内留学」です。しかし、それらの環境を得るためには時間もお金もかかります。時間とお金をかけずに、普段からそれに近い環境を作り出すことを真剣に考えれば、「実況中継(放送)」に帰結するはずなのです。

書店で本誌に目を通したときには目が飛び出んばかりに驚きましたが、経営者であればだれでも憧れる大前研一氏と同じようなアイデアを導き出せた自分を褒めたい気持ちになりました。