日本人と英語

日本人が見習うべき英語:黒柳徹子編

2025年9月19日 CATEGORY - 日本人と英語

日本人として目指すべき英語の到達目標とは日本人が日本語という言語を母国語としながらその上に英語を外国語として習得するうえで目指したいレベルのことだとして、その具体例をご紹介するシリーズ「日本人が見習うべき英語」ですが、今回は前回ご紹介した「イチロー(二度目の登場)」に続いて6人目の黒柳徹子編です。

黒柳徹子さんについては、かつて「文脈力ランキング」という記事を書いて、現在生きている人の中で最も「文脈力」すなわち知性が高い人のランキングで、タモリさんに次いで第二位にランキングさせていただきました(ちなみに、超時代的ランキング一位は「勝海舟」)。

しかも、彼女は長らくユニセフの親善大使を務められていることもあり、おそらく英語に堪能だろうことは想像していましたが、実際にその様子を拝見したことは今までありませんでした。

ところが、本日偶然に彼女がかつてアメリカの人気トーク番組に出演した際の以下の動画を目にして、彼女の英語のすばらしさに驚き、すぐさまこの記事を書くことにしました。

また、その関連で探したところユニセフの活動でハイチを訪れたときの動画も見つけましたのでこちらもどうぞ。

実際に確認した彼女の英語は、このシリーズを続けてきたのにもかかわらず、真っ先に彼女の英語を見つけることができなかったことを大反省するほどに素晴らしいもので、この英語に何か私がコメントする必要が全くないものでした。

ですので、彼女がどのようにしてこのような英語力を身に着けるに至ったかを知るためにできる限り彼女の背景を探ってみることにしました。

そもそも、これは彼女の自叙伝「窓際のトットちゃん」でも有名な話ですが、幼少期は「問題児」とされたため、尋常小学校を1年生の時に退学させられ、リトミック教育を日本で初めて実践的に取り入れた学校として知られるトモヱ学園の1年に転校、香蘭女学校、東洋音楽専門学校(現東京音楽大学)声楽科卒業後、テレビ放送の開始を翌月に控えた1953年1月にNHK放送劇団の一員となり、テレビ女優の第一号としてデビュー、そこからのテレビ業界での活躍は誰もが知るところです。

この流れの中で彼女がいかにしてあの素晴らしい英語を身に着けたのかですが、まずターニングポイントとなったのが、尋常小学校を退学して彼女の個性を認めて引き出してくれたこと、そしてその個性をもって英語教育の充実したイギリス式の高校である香蘭女学校で学んだこと、そして極めつけは1971年に1年間、30代単身でニューヨークへ留学し、本場の演劇や舞台芸術を学ぶという経験があってのことだろうと思われます。

そして、留学後も英語力を保つために「辞書を引くことを楽しむ」など、日常的に語学を磨く習慣を持ちつつ、1984年から現在までユニセフの親善大使を務められていることも、その英語力の維持につながっているはずです。

何はともあれ、彼女の英語は文句なく日本人が見習うべき英語そのものです。

 

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