【書籍名】　そのまま使える病院英語表現5000

【著者】　　仁木久恵　森島祐子　Nancy Sharts-Hopko

【出版社】　医学書院

【価格】　　￥2,800 ＋ 税

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#242「面白医学英語事典」をご紹介した際、その「医学辞典」としての機能に加え、著者の経験に基づくエピソードが豊富に記載されていることを高く評価をしつつも、「英和」の機能しかなく、これに「和英」の機能も付けてくれていたらという不満を付け加えていました。

そこで見つけたのが本書です。

とはいえ、本書も純粋な「和英」の形式にはなっておらず、「状況ごとに必要な表現」をまとめてあることにとどまっています。

しかし、そこに掲載される「状況」が自然な流れに則っていることに加え、巻末に索引が掲載されていることで、和英辞書機能を果たしてくれています。

実際の「状況」の流れは次のようなものです。（こちらは医療者に向けたものであるためその状況はあくまでそちらの立場からのものです）

「患者さんのプロフィール」→「診察室に患者さんを迎える」→「病歴を訊く」→「身体の診察」→「診察が終わって」→「検査」→「薬剤投与」→「手術」→「入院」→「妊娠・分娩」→「小児」

この通り、医療者にとっても患者側にとっても、非常に有益かつ稀有な一冊であることは間違いありません。

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