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中3英文法を血肉にする合宿【超特急2泊コース】の様子

2019年6月17日 CATEGORY - ブログ, 広報ブログ

文法講座

 

 

 

 

 

 

 

この講座は、もともとランゲッジ・ヴィレッジに入校したいけれども入校の条件である「中学3年分の英文法の確実な理解」ができていない、もしくは忘れてしまったというビジネスマンの方に向けて入校の条件をクリアしていただくために開発したものです。

開発当時の講座の趣旨説明はこちらの動画をご覧ください。

しかし、このような講座はビジネスマンだけでなく、今まさに英文法を学ぶべき「中高生」にも同様、いやそれ以上に必要とされるものだということで、今ではその区別なくその両者のニーズをとらえるサービスとして機能しています。

【超特急2泊コース】の詳細については こちら をご参照ください。

この講座を運営する私たちは、タイトル通り「中学三年分の英文法を完全に血肉にする」ことを2泊3日で実現するという責任を負っています。そのため、その内容、スケジュールについては非常にストイックなものとなっており、担当講師もかなり厳しい指導を徹底しています。

具体的には以下のような流れで行います。

【①ビデオの視聴】

講師がそこにいるのだから、講師が生で講義をすればいいではないかと思われるかもしれませんが、朝から深夜までぶっ続けでこの内容を繰り返しますので、現実的には不可能です。②④⑦へエネルギーを集中させるための措置ですので何卒ご容赦ください。ただし、すべての項目に「なぜそうなるのか?」という多くの人が抱くであろう疑問に対する理屈をつけることを最大限に意識した内容になっています。そのため、すべての回において「そうだったのか!」という目からウロコの驚きと感動を保証します。

【②質問(疑問点解消)】

一方通行的になりがちな①の弱点を克服するために、各回20分程度のビデオの終了と同時に講師が前に出て、すべての参加者のどんな感覚的で微妙な疑問にも確実にお答えします。通常の英文法の授業ではありえないような「なぜ」に徹底的にこだわります。なぜなら、知識の定着のためには「理由(意味)」を明確にした上で記憶する必要があるからです。ランゲッジ・ヴィレッジの講師はその点から決して逃げることはありません。

【③作文作成】

その回までに出てきたすべての文法項目を使った自分の言いたい「日本語」を作り、それを英語に直します。各回ごとに4~6問程度ありますが、それを1問1分でこなします。当然のことですが、回が進めばそれだけ1文に入れ込まなければならない項目は増えていきます。最終的には通常の生活ではありえないような複雑な文章になってきますが、それができれば普通の文章など非常に簡単だと思えてしまいます。つまりこれは、英文法の高所トレーニングという位置づけになっています。

【④作文解答解説】

参加者がそれぞれ自分勝手に言いたい文章を作ったものを一人ずつ発表していただきます。それに対して講師はその一つ一つの文章を瞬時に分析し、どこに問題があるのかを指摘しながら解説を行います。ここが当講座の講師にしか行えない職人技であり、この講座の最も重要なポイントだと考えています。この際、他人の解答に対して解説されている間に、それらを自分事として自分だったらどのように英語にしたのかを確認していくのと、自分の解答を発表する時だけ意識するのでは天と地との差が出てきますので、他人の解答の解説時間にこそより集中する姿勢を持ってください。

 を当日講座回数分繰り返し】

当日講座分のまとめテスト】

作文作成では、自分の言いたい日本語を自ら作って英語に直しましたが、ここではその日の総括としてその日までに出てきた文法項目をすべて網羅した5つの日本語の文章を出題し、参加者はそれを英語に直します。内容的にはかなりレベルの高い文章のはずですが、③の高所トレーニングの成果としてかなり簡単に感じられると思います。その効果を是非実感してください。

⑦ テスト解答解説

④作文解答解説と同様の姿勢で臨んでください。しつこいようですが、他人の解答の解説時間こそより集中する姿勢を持ってください。

基本的には、このような流れを二日間にわたって繰り返し、全20回を回します。

ですから、分からないまま次に進むということなど絶対にあり得ません。すぐに大変なことになってしまいますので。特に質問(疑問点解消)の部分を徹底的に重要視し、少しでも自信がないところは講師に分かるまでしがみついて、分からない状態のまま講師を絶対に先に進ませないという姿勢をとるようにしてください。そうすれば、を当日講座の回数分繰り返すわけですから、最終的に分からない状態で終えることはあり得ません。

結果、2泊3日を乗り切れば受講者の約80%が「英文法を血肉にする」というゴールを達成することができるようになっています。

逆に言えば、全参加者の20%程度は、所定の目的すなわち中学3年分の文法を完璧に理解して、それをコミュニケーションにつなげる前提を確保することを達成できないという事実があります。

ただ、この講座を継続していくうちに、その20%の方々にはその目的を達成できない理由が明らかになってきました。

理由の一つ目は、そのうちの5%くらいですが、本人の意志ではなく、企業もしくは親御様に半ば強制されて入校したために、そもそも講座を集中して受講するための「やる気」がないことです。しかも、この場合は他の受講者様への悪影響が大きいので、場合によってはこちらから途中リタイアしていただくことをお願いすることになります。

そして、重要なのが残りの15%にあたるもう一つの理由ですが、それは「本当の意味」で英語知識がほぼゼロであることです。

ここは誤解されやすいので注意していただきたいのですが、社会人になって英語に触れない時間が長い方がよく自分は「英語知識がゼロ」と表現されることがありますが、中学・高校で英文法を体系的に学習された経験がある方は、それらを「忘れてしまっている」だけで本当はゼロではありません。

この状態の方には、すでに学習した英文法を「思い出させる」ことと、そのようになる「理由」を添えて解説することで記憶に定着させること、そしてそれを活用してコミュニケーションにつなげるトレーニングを行うことで2泊という限られた期間で目標達成させることが可能です。

逆に言えば、「体系的な英文法学習」の経験が文字通りゼロの方に対しては、どうしても2泊3日という期間では難しいということになってしまいがちです。具体的には、大学受験の経験がない方、もしくは中学1年在学中で、英文法の学習自体が1年未満の方です。

従来は、この15%の方々に対して有効の対策を提示することができませんでした。

しかし、2017年11月に【快速5泊コース】を開設し、この15%の方々に対しても有効の対策を提示することができるようになりました。

これによって、受講希望者の現状がどのようなものであろうとも、英語学習の基礎を短期間で習得することができるようになったと考えています。

このように、【超特急2泊コース】と【快速5泊コース】には明確な違いがあります。参加を決定される際には、ご自身の時間の都合等で決めるのではなく、この本質的な違いをご自身で明確に把握した上で確信をもって選択していただきますようお願いいたします。

とはいえ、いずれの講座を受講されることを決定された場合であっても、当然にして必要とされるのは何よりもまずは参加者の皆さんの「やる気」であることを再度ご確認ください。

つきましては、企業の研修担当者様および中高生の親御様におかれましては、ご本人の「理解」と「やる気」を事前の説明などによって醸成していただき、くれぐれもご本人の意志に反して参加を強制されることだけはお避けいただきますようお願いいたします。

【体験談・アンケート結果】

直近のお客様の声をプライバシーに抵触しない限りにおいてすべてノーカットで公表しています。

文法講座編

また、詳しく体験談をブログにて公開されている体験者の方がいらっしゃいます。ご本人にリンクのご了承いただきましたの是非ご覧ください。

たった2日間で中学英語を全て復習!合宿制英語学校ランゲッジヴィレッジ文法コース!

開催日程については こちら をご確認ください。

快速5泊コースの様子についてはこちらをご確認ください。