えっ、そうなんですか?
2013年9月11日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
今年の夏は、6月に富士山が世界遺産登録されて初めての富士山山開きでしたので、登山者の数が急増するという予想をどのメディアもこぞってしていました。そして、富士山周辺の住民もすべて当然にして過去最高を記録するだろうと思っていたはずです。
しかし、昨日このようなニュースがありました。
「今夏、富士登山者数純減」は こちら
えっ?という感じでした。
記事にもあるようにその要因はマイカー規制を強化したことのようですが、それ以外にもあまりにメディアが富士登山の急増の予測を報道したために、混雑を避けるという意思決定をした登山者も多かったことも挙げられるようです。
だいぶ前にブログで「休暇分散化政策」について書いたことがあります。
当時の記事は こちら
この記事を読み返してみるとなんと70%の日本人が「休暇分散化」に反対ということでした。
これに対して、私の意見を以下のように書いていました。
「外国人からすると、なぜ日本人は休暇が少ない上に、あらゆるところが混雑するってことがわかっていて、それでもみんないっしょに休暇を取る、その挙句に渋滞にはまって休暇なのか苦行なのかわからない顔をしてもなぜ我慢しつづけていられるのか?ということらしいです。というか私自身もそう思います。」
2010年8月7日の記事ですが、たった3年で日本人も大きく変わったのでしょうか?
富士に生きる私としては少し寂しい感じがしますが、世界遺産の富士山にきて、前の人の背中だけを見続けて山頂を目指すのはいかがなものかと思いますので、度を越した混雑を避けるという行動は合理的かと思います。
ただ、記事の分析のように、この主要因が「マイカー規制を嫌気して」の理由からだとするとちょっと・・・という感じはします。