鬼太鼓座
2007年11月5日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
この写真すごいですよね。鬼太鼓座の演奏風景です。鬼太鼓座を知らない方のためにウィキペディアから少し引用します。
「鬼太鼓座(おんでこざ)は佐渡で結成されたプロの創作和太鼓集団である。1969年に田耕の発案により結成。この時、民俗学者の宮本常一もその結成に協力した。当初は佐渡に専門的な職業人の育成を目標とした四年制大学を誘致するための資金調達策の一環として始められた。1975年のアメリカデビューを皮切りに、現在までに世界中で活躍している。2000年より静岡県富士市の合宿場を活動拠点とする。ふんどし一丁での演奏が特徴。」
この勇壮な姿で太鼓を全身を使ったたたいて表現するさまを身近で見ると心のそこからぞわーとしたものがこみ上げてきて、日本人であってよかったな~と感じてしまいます。
じつは今朝までこの鬼太鼓座を中心としてアジア各国(モンゴル・韓国・インド)の若手音楽家ガ集まって富士山のふもとの山中でそれぞれのパフォーマンスを披露しあうイベントを行うためにランゲッジヴィレッジに滞在してらっしゃいました。
昨年から年に一回恒例行事となっております。
彼らにとってもこのランゲッジヴィレッジという場所がコミュニケーションの面からしても最良の場所であると思ってくれていると自負をしているわけでありますが、ランゲッジのスタッフはもちろんそのときたまたま滞在してくださっているお客さんも先生とともにそのイベントに参加させていただきました。
様々の国の伝統音楽を一同に体験できるという点、また音楽という言語とは異なる一種のコミュニケーションツールが機能する様をまざまざと感じられるという点において偶然参加されたお客様も何か感じていただけたのではないかなと思います。
とにかく、音楽を奏であい、そしてそれを通して意志を通じさせあい、損得勘定のまったくない交流の場というものからうまれる一体感、これらをもっと身近に体験できる場所がもっともっと増えることによって紛争、差別等が世界から排除できるのだろうなと感じました。
言語というものは音楽よりも表面的であるが効率的なコミュニケーションツールであります。私たちは音楽という方法とは違った形でコミュニケーションによる平和貢献をしようと改めて感じさせられたしだいであります。