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コンテイジョン

2020年4月15日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

新型コロナウィルスの世界的猛威を「予言」したと言われる映画あるのをご存知でしょうか。

2011年に公開された「Contagionコンテイジョン」です。

現在、アマゾンプライムで199円で見ることができます。以下公開されている内容です。

「香港出張からアメリカに帰国したベスは体調を崩し、2日後に亡くなる。時を同じくして、香港で青年が、ロンドンでモデル、東京ではビジネスマンが突然倒れる。謎のウイルス感染が発生したのだ。新型ウイルスは、驚異的な速度で全世界に広がっていった。米国疾病対策センター(CDC)は危険を承知で感染地区にドクターを送り込み、世界保健機関(WHO)はウイルスの起源を突き止めようとする。だが、ある過激なジャーナリストが、政府は事態の真相とワクチンを隠しているとブログで主張し、人々の恐怖を煽る。その恐怖はウイルスより急速に感染し、人々はパニックに陥り、社会は崩壊していく。」

この公開情報を読むだけでも、現在の世界の状況がこの映画をなぞって進んでいるように感じられますが、私が本当に驚いたのは、新型コロナウィルス関係で報道などで飛び交っている「用語」や「状況」がほとんどと言っていいほどこの作品の中に出てきていることです。

例えば、以下のように。

「発生地域が中国(映画では香港)」・「クラスター」・「誰もいなくなった世界中の観光地」・「一人が平均何人に感染させるかを表す基本再生産率(R0)」・「咳に対するヒステリー」・「特効薬とワクチンがない状態での最善策は人との接触をさけ、手を洗うこと」・「顔を触ってはならない」・「生物兵器の可能性」・「死者の家族が遺体に対面できない」・「(ニューヨークなどでの)遺体の集団埋葬シーン」・「本当の恐怖はデマによるパニック」
 
どうでしょうか。私はこれらの一致に鳥肌が立つほどの衝撃を受けました。
 
その中でも最も衝撃的だったのは、映画の中では家の中に閉じこもりながらワクチンの接種の順番を待たされる少女が次の言葉でした。
 
「この春も夏も無駄に失うのね。失われた時間は二度と戻らない、時が止まる薬も発明して欲しい」
 
これは、まさに今多くの人が「ステイアットホーム 」の要請を受け感じ始めていることでしょう。
 
この映画を観て思うことは、そもそもウィルスは変異する可能性があり、変異したものに対してはワクチンと特効薬もないわけで、この新型コロナウィルスが「想定外」の事態を引き起こしていると考えるべきではないということです。
 
この映画がすでに作られていたように、このようなことが起きる可能性は常にあったと考えるべきだからです。
 
最後にもうひとつ、映画の中で発せられた人間のリスク認識に関する痛烈な言葉を引用します。
 
「人はジョーズを恐れて海から離れながら平気でタバコを吸う」
 
私たち人類は、もっと謙虚になる必要があるのではないでしょうか。