人は47歳で人生の80%を消費する
2018年2月19日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
ものを知るということをきちんと突き詰めないと実は「知ったつもり」の状態にとどまっていることがあると改めて気づかされる 記事 をプレジデントオンラインにて見つけました。
この記事には、人間の時間に関する感覚は、年をとればとるほど短く感じられるということが取り上げられています。
このこと自体については、私はかつてこのブログの記事でも取り上げており、知っているつもりでした。
しかし、この記事を読んでみて、知っていたはずのこのことに非常に大きな衝撃を受けたのです。
知っていたことというのは、「ジャネーの法則」です。
これは、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)というもので、その理由は、5歳の子供にとっての1年は、人生の1/5だが、80歳の老人にとっては1/80というように分母が大きくなることで体感的なインパクトが少なくなるからだと言われています。
そして、そのことに関連して衝撃を受けたのはその感覚に従って計算しなおした人生の精神的長さに関してです。
実際の時間の長さをジャネーの法則に従った精神的な時間の長さに換算すると、人間は80歳まで生きると仮定すると20歳までになんと人生の半分を終えていることになるようなのです。
そして、もっと衝撃的だったのは、80年の人生の80%を迎えるのが「47歳」だということです。
このことは、「ジャネーの法則」について知っていれば、当然のことのようにその換算を行い自分事としてイメージできるようにしておいてしかるべきなのに、この記事を見るまではこの当然のことをしていなかったことに気づかされました。
また、人生はこのようにだんだん時間の感覚が早まっていくということだけでなく、ある日突然その終わりを意識させられるということもあります。
これについては、アップル社のスティーブ・ジョブズが自ら病気に冒され人生の終わりを意識させられた経験から、「今日が人生最後の日だとしても今日今からやろうとすることをしたいと思うか?」という言葉をスタンフォード大学の学生に投げかけたことからも気づかされます。
人生は、生まれた時からずっと終わりに向かって加速度的に短くなっていくという性質を誰もが運命づけられていると共に、それが突然終わりを迎えるリスクも存在しているという二つの意味ではかないものです。
しかも意識をしなければほとんどそのことに気付くことができないものです。
「今日が人生最後の日だとしても君は今日このことを皆に伝えるためにブログに書くのか?」
と聞かれてたら、「Yes」と答えたいと思える重要な事実だと思います。(笑)