光陰矢の如し
2013年1月6日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
早いもので、新年あけたかと思ったら、もう1週間が経とうとしています。
本当に年をとるにつれて、時が経つスピード感が早まっていくことに驚かされます。そして、そのスピードは一向に止む気配はありません。
この感覚をかなり前から非常に不思議に思っていた私は、一昨年に88歳で亡くなった祖母がまだ元気だったころ、
「おばあちゃんぐらいの歳になっても、このスピードは変わらないの?」
という質問をしたところ、祖母が「そうだよ」という衝撃的な回答を即座に返してくれました。(笑)
実はこのことは心理学的に研究されており「ジャネーの法則」と言われています。
これは、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)というものです。
具体的には、5歳の子供にとっての1年は、人生の1/5だが、80歳の老人にとっては1/80というように分母が大きくなることで体感的なインパクトが少なくなるからだと言われています。
「光陰矢の如し」とは、人間誰しもが根本的に持っているこの時間感覚を表す普遍的なことわざかもしれません。
また、これは経験の大きさが、感覚に対して加速度的に機能するというものと捉えることができるかもしれません。
もしその感覚が「経験」という精神状況によって作り出されるのであれば、私たちの提供するサービスが「陳腐化」してしまわないように、新しいことに挑戦する姿勢をとり続ければ、それを遅らせることができるかもしれません。
幸い、私たちには、まだまだ具体的に実現していかなければならない「目の前にある課題」がもりだくさんです。
その意味では「陳腐化」の危険はありません。
ただ、やるからにはやりっぱなしにすることなく、責任感をもって確実に実現するという態度を常に持って取り組んでいかなければなりません。
皆さんには、その監視役として厳しくご意見をいただければと思います。
今年一年、このような考えで進んでいきます。
どうぞよろしくお願いします。