太陽光発電の決め時
2012年10月18日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
太陽光発電が、3.11以降脚光を浴びています
。私の会社(大芳産業)でも倉庫の屋根に約50KWの導入を決めました。
また、本日(2012年10月17日)の日経MJの中にも、コンビニのミニストップが約900店舗に導入して1万KWを、そしてセブンイレブン・ジャパンも全店の半数に当たる約7000店に導入する計画を打ち出しているとの記事がありました。
ミニストップで1万KWですから、うちの会社で50KWというのはなかなかの数値だと思いませんか?
実は、当面としては来年の3月すなわちあと5ヶ月が「決めどき」なのです。
家庭用と産業用では、買取について制度が違うのですが、どちらも買取価格は42円ということで決められています。
電力会社から普通に買う電気が、契約によっても変わりますが大体24~27円程度とすると、この価格は非常に有利だということがわかります。
「こんなに有利だから是非、この機会に太陽光発電を導入してください」ということで一気に普及させようとしたのが政府の意図です。
しかし、よく考えてみるとこの価格「高」すぎると思いませんか?
国が決めて、買い取るのは電力会社なのですから、はっきり言って電力会社はいやいやだと思います。
そして、この42円という金額、3月までに申請したものについては、家庭用で10年間、産業用では20年間保証されるのです。
さすがに高すぎるため、大方の予想では3月以降は、この買取価格が大幅に低下されるものと予想されています。
ということは、3月までが太陽光発電の「決め時」なのです。
太陽光パネルの発電効率が3月以降、飛躍的に向上するということはそうそう考えられませんから、明らかに「決めどき」だと思ってうちの会社では先日決めたのですが、この記事を見て「やはりな」と思いました。
うちの決断は間違っていなかったと再確認して、安心したわけですが、あとは、「児童手当」のように「やっぱりごめんなさい」ということがないことを祈るのみです。
このご時勢、絶対なんてことはありません。
しかし、その中で採算を考えて行動に移すということもまた重要なことだと思います。
さあ、みなさんも、ご検討されてみてはいかがでしょう?