
復刻版の人気
2011年9月6日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
最近、飲みのもや食べ物で、昔はやった商品の復刻版が人気のようです。
先日もコカコーラの自動販売機で何か買おうかとのぞいてみると、なつかしいメローイエローがあることに驚き、また、スプライトは今も健在ですが、そのパッケージが昔のものになっていました。
このスプライトのパッケージの図柄は当時のいなか少年の憧れの場所『駄菓子屋』の金属製の看板のデザインと同じで、ものすごい力で引き寄せられてしまうとんでもない魔力がありました。
よく、テレビなどで子供のころ限られた小遣いでたまにしか買えなかったものを大人になってどっさり買ってしまう『大人買い』が取り上げられますが、まさにその気持ちがよく分かりました。
この力を知ってか知らずか、分かりませんが政治の世界でも「復刻版」人気があるような気がします。
野田新首相が菅首相に代わったことで民主党の人気があがっているようです。
そして、多くの識者によれば、「菅さんは官僚を無視して、官僚を怒らせ、行政を滞らせた。それに対して、野田さんは官僚の力を最大限利用する手法だ」とのこと。
それによって、安定した政治を実現し、危機を乗り切ることを目指すことに国民が期待している結果だそうです。
現在の日本の状況は、不安定です。
少なくとも、今の日本には、政治のごたごたでこれをよりいっそう不安定にする余裕などあるはずもありません。
ですから、私も野田新首相の政治手法に期待するところが大きいです。
しかし、これは、決して『官僚主導』という昔懐かしさへの復刻版を国民が期待していることではないことを肝に銘じていただきたいと思います。