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マーケティングとは組織革命である

2018年11月19日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

以前の記事で、ユニバーサルスタジオジャパンの復活の立役者となったマーケティング責任者の森岡氏の「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」と「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」の二冊をこのブログでご紹介しましたが、今回彼の第三弾「マーケティングとは組織革命である。」を読みましたのでこちらでご紹介します。

前作のご紹介のところでも、彼の理論と実践を行き来した経験に基づく「他の追随を許さない第一級の本」と評しましたが、今作はそれをしのぐ素晴らしいものでした。

多くの人が、USJの復活は、このスーパーマッケッター森岡氏によって実現されたと思っていますが、実はそうではないというのが本書の趣旨です。

つまり、それは「集団知は個人知に勝る」ということ。

このことが、「マーケティングとは組織革命である」という本書のタイトル表現の根本であり、「マーケティング」の本質的定義です。

経験のあるマッケッターが、鳴り物入りで大企業に乗り込んでも、結果、空回りで終わってしまったというケースが多数あるといわれますが、その理由がまさにこのマーケティングの本質を理解していないことなのです。

つまり、マーケティングノウハウというのは、所詮ノウハウに過ぎず、それを実行するのは組織であって、マッケッター一人ではないことから、マーケティングの本質は組織づくりなのだということです。

この言葉は、あまりに当たり前なことだと思いつつ、不思議なくらい納得感がありました。

彼のこの当たり前の言葉が、なぜこれだけの納得感をもたらすのかは、この本とともに前二作を併せて読むことで分かります。

それは、彼が単なるマーケティングノウハウを持った一人のマーケッターとして組織とかかわってきたのではなく、その組織をマーケティングの本質を理解した組織に作り替えることで、それが最終的な「結果」にまで結びつける「責任」を持った立場で仕事をしてきたからです。

「結果責任」を伴ったマーケティング担当者をどのように組織にインストールするのか。

実は、このことが、組織をマーケティングで復活させるために必要にして唯一の方法であるということを私もそうでしたが、多くの企業人が、実は「当たり前」だとは思っていなかったことに気づかされるはずです。

「マーケティングとは組織革命である」

このことを肝に銘じたいと思います。