60秒チャレンジ
2013年1月30日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
マクドナルドの60秒チャレンジってご存知ですか?
先日子供をつれてマクドナルドに行きました。
注文した途端に砂時計をカウンターの上に置かれ、60秒のカウントが開始されました。
子供の分まで頼みましたので店員さんはかなりたくさんの商品に対応しなければならず、残念ながら60秒のうちにはすべてを提供されませんでした。
その時、店員さんは「すみません、こちら無料券ですので次回お使いください」と言って、このような無料券をくださいました。
ビッグマックも含めたバーガー類なんでも無料!です。
今回は子供の分までだったのでかなりの分量を頼んだのですが、逆に言うとビッグマックより安いバーガーを一つだけ頼んでも、60秒以上かかってしまったら、ビッグマックが次回無料でもらえるということですよね?
本当にすごい企画だと思います。
でも、店員さんの焦りぶりはかなりのものでした。
これをひとりひとりのお客さんに対して毎回やっていたら本当に大変だろうなと思います。
かつて、牛丼の吉野家が250円牛丼のキャンペーンをやったとき、やはり安すぎてしまって、収益的には失敗だったということがありました。
そして、そのことが現在でも業界全体が引きずってしまっている低収益化のきっかけでした。
しかし、マクドナルドは、牛丼業界と同じように今までも100円マックや80円バーガーなど凄まじい低価格戦略を展開してきたのに、過去最高売上、高利益を確保しています。
今回のこのキャンペーンについてはまだ結果はわかりませんが、おそらく勝算があってのことでしょう。
いつも、マクドナルドにはビジネスの奥深さを教えていただいています。
卓越したマーケティングとアルバイトさんにこの大変なオペレーションの大部分をこなしてもらうという人材育成と管理の巧さを学びたいと思っています。
うちに帰ってきてすぐに社長の原田さんの新刊書「大きく、しぶとく、考え抜く。」をアマゾンで買ってしまいました。
読了しましたらこちらについても感想を書きたいと思います。