
グーグルが宇宙にデータセンターを建設へ
2025年11月14日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。
今年2025年は後世において「AI時代の幕開けの年」と言われることが確信できるくらい、AIができることの爆発的な拡大を私たちが実感できるようになりました。
しかし、それと同時にそのような爆発的発展を継続的に維持するためには、この地球温暖化の時代にも関わらず、世界中にデータセンターを作り、それを稼働させるために、毎年原発何十基分に相当する電力を確保し続けなければならないという非常に高いハードルが私たち人類に突きつけられています。
その解決方法としては、「核融合技術」の実用化が有力視されていますが、以前このブログの「核融合エネルギーの開発」の記事で見た通り、その実用化はどれだけ早くても2035年ということで、このAI開発ラッシュへの電力供給源としてはどうしても間に合いません。
そんな中、先日(2025年11月4日)にグーグルが、「宇宙にデータセンターを建設」することでその問題の解決につなげるプロジェクトを開始したというニュースがありました。
幾つか関連するウェブ記事を読みましたが、なかなかうまくまとめてくれているものが見つからなかったのですが、筋金入りのアナログ人間の私でも理解できそうな記事をようやく見つけましたので、以下要約します。
「Googleが発表したProject Suncatcherは、太陽光発電を搭載した人工衛星群にAIチップを載せ、宇宙空間でAI計算処理を行うという計画です。太陽は人類の総電力生産量の100兆倍以上のエネルギーを放出しており、適切な軌道では太陽光パネルが地球上の最大8倍も効率的に発電できるといいます。『未来において、宇宙こそがAI計算処理を拡張するのに最適な場所になるかもしれない』というGoogleの研究チームの言葉は、単なる夢物語ではありません。2027年初頭には、衛星企業Planetとの提携により、AIチップを搭載した2機のプロトタイプ衛星を打ち上げる計画が既に進んでいます。しかも、宇宙空間では自然の冷却が利用でき、地上のように大量の水を使った冷却システムは不要です。もちろん、実現には多くの技術的課題があります。例えば、地上のデータセンター並みの性能を発揮するには、衛星間で数十テラビット毎秒のデータ転送が必要なのですが、Googleはレーザー通信を用いて衛星を数百メートルから数キロメートルの近距離で飛行させることでこれを実現しようとしています。また、宇宙空間には強い放射線が存在しているのですが、研究チームは5年間のミッション相当の放射線量の約3倍に耐えることを確認しました。さらに、高額な打ち上げコストが宇宙プロジェクトの最大の障壁でしたが、Googleの分析では、2030年代半ばまでに1キログラムあたり200ドル以下まで下がる可能性があり、そうなれば宇宙データセンターの運用コストは地上のエネルギーコストと同等になるといいます。2027年のプロトタイプの打ち上げは、この壮大なビジョンへの第一歩となります。」
この仕組みが「核融合技術」確立までの有効な繋ぎとなり、人類の「便利さの追求」と「地球環境の保護」が両立する未来を確信できる日がそう遠くない時期に来ることを楽しみにしたいと思います。









