おすすめ書籍紹介

なぜその英語では通じないのか #206

2019年3月3日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介

【著者】  マーク・ピーターセン

【出版社】 集英社インターナショナル

【価格】  ¥1,200 + 税

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著者が教鞭をとる大学の授業などで出会ってきた日本人の作文典型例を基に、日本語の観点からは特に違和感を覚えないが、意図が伝わりにくい英語表現を取り上げてその解決法を示しています。

著者ご自身も、本書の目的を、日本人の英語の「底力」を向上させることだと言っていますが、その点では本書は非常にお得でありがたい内容を多分に含んでいます。

というのも、本来は私たち日本人が、実際の英語生活体験を通じて「恥ずかしい」思いや「痛い」目にあって初めて理解でき、身に付けられるはずのことを、著者のように日本語と英語の狭間で実際の生活体験者として、そして同時に事例研究者として人生をおくられてきた人間が、その「恥ずかしい」思いや「痛い」目のエッセンスを抽出して分かりやすく提示してくれているのですから。

しかも、実際の生活の中では、一般の生活者は日本人の発するちょっとした違和感を丁寧にピックアップしてくれることはありません。基本、外国人の発言だということで「スルー」してくれてしまいます。

それを、著者は研究者の視点から、「ツッコミ」を入れてくれているわけです。

その意味で、本書は私たち日本人英語学習者にとって非常に価値が高いと思います。

 

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