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英文”秒速”ライティング #153

2016年10月27日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介

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【書籍名】 英文”秒速”ライティング

【著者】  平田 周

【出版社】 日本実業出版社

【価格】  ¥1400 + 税

【購入】   こちら

英語でのコミュニケーションの問題から救われる人間の数を圧倒的に増やすことができるかもしれない、「奇策」を提案する「奇冊」です。

ランゲッジ・ヴィレッジは、日本人が外国語として英語を身に付けるためには、本質的に二つのステップを踏むしかないという信念に基づいて運営されています。

その二つとは、英語の基礎である中学校三年間で学ぶ「文法と語彙の完成」とそれを「道具として使用する機会の確保」です。

そのため、基本的には、英語の基礎ができている方を前提に、短期間で「英語を使う環境」を徹底的に与えることによって、英語を話せるようにするという仕組みを作っています。

そして、その前提である英語の基礎ができていない方に対しては、「二泊三日で中学校三年分の文法を完成させる合宿」を提供することで、その前提を構築し、その後に短期間で「英語を使う環境」を徹底的に与えることによって、英語を話せるようにすることを頑なに実行しています。

それにかかる時間としては、文法が二泊三日、会話合宿が1週間から2週間ということですので、従来の英語学習の常識から言えば、革命的に短期間で目標に到達させることができると考えていますが、それでも、その時間を確保することができなかったり、モチベーションを保つことができなかったりというケースもないわけではありません。

例えば、シニア世代に近づくまで英語とは無縁できたものの、会社の中で責任ある立場となり、実質的に英語を使用する必要性が出てきてしまったオジサマたちがそれにあたるかもしれません。

本書を読むことで、このように、私たちが提供するソリューションを押し付けるだけでは救われないかもしれない人々が存在することから目を背けてきたのかもしれないという事実に気づかされました。

すなわち、このことは、英語学習のダイバーシティの問題だということです。

もちろん、世間にはランゲッジ・ヴィレッジ以外のいろいろな英会話サービスが存在しています。しかし、それらの中では、上記の本質的な二つのステップという信念に基づいていると「評価できるもの」としては、一部の誠実なスカイプ英会話と英会話学校くらいでした。

本書によって、紹介されているメソッドは、一見するとそこからかけ離れているもののように見えるかもしれません。

しかし、よく見てみると、「文法(文型)の確立とともに、それを活用して会話につなげるブリッジの役割を果たす」という方向性が、本質的な二つのステップを外していないものだということに気が付きました。

是非、英語を諦めざるを得ないと思っている世のオジサマたちにはお読みいただきたい一冊です。