
英語日記BOY #246
2020年12月2日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介
【書籍名】 英語日記BOY
【著者】 新井 リオ
【出版社】 左右社
【価格】 ¥1,700 + 税
【購入】 こちら
①英語力の伸ばすために決定的に重要な要素を全て兼ね備え、②コストも低く抑えられ、尚且つ最も難しいことではあるが、③それを継続することがたやすい
この三つを抑えている学習法があれば、それは日本人の英語の問題を一挙に解決してくれるはずです。
ですが、世の中に存在する「かなりいい」と言われる方法(ランゲッジ・ヴィレッジもそのうちの一つであると確信していますが)のどれも、日本人全体の問題を解決しているとは言えません。
それは、どんなに「かなりいい」と言われる学習法だったとしても、「①決定的に重要な要素を全て兼ね備え」の部分はカバーしていても、②低コストか③継続可能性のいずれかに課題を抱えているからです。
例えば、ランゲッジ・ヴィレッジは、ものすごく密度を凝縮した環境を提供することで短期間のうちに効果を発現させる(③継続可能性をクリア)ことを可能としていますが、その仕組上、②低コストとは言い切れない部分があるかもしれません。
一方、レアジョブさんをはじめとするオンライン英会話はそれとは全く逆で、素晴らしく②低コストで提供される代わりに(だからこその部分もあるかも)③継続可能性の課題を抱えていると言えます。
本書で紹介されている「英語日記の書き方」(1.日本語日記を書く2.要約文を作る3.自力で英語にする4.オンライン英会話で添削してもらう5.スマホひとりごと)は、①「決定的に重要な要素を全て兼ね備え」の部分をクリアした上でなおかつ、②低コストはもちろんのこと、最も難しいことである③継続可能性の部分に関してもそこそこいいセン行っていると言える優れモノだと思います。
ただ、やはりそれでも③「それを継続することがたやすい」という条件を完全にクリアすることは難しいとは思いますので、その最難関の部分を「密度」によって解決するランゲッジ・ヴィレッジの存在意義を改めて推しておきたいと思います。(笑)