皆さん、こんにちは。

トランプ政権発足に伴って、駐日アメリカ大使のキャロライン・ケネディ氏が退任されました。

彼女は、言わずと知れた第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・Ｆ・ケネディの長女です。

私はアメリカ留学時代、ボストンでホームステイをしたのですが、そのファミリーの家と大学までの間に、ケネディー大統領の記念博物館があり、無料だったこともあり、何度も通ったことを思い出しました。

さすが、一つの博物館まるごとケネディーだったので、彼のハーバード大学時代の成績表までもが公開されていました。

でも、あまり良い成績ではなかったような、、、、後にあまりに立派な業績を上げると、それはそれで、大変だな～と思った記憶があります。

彼のそんな人間臭さを知ったことも手伝って、ケネディー大統領をとても尊敬する様になりました。

そのため、彼の「Ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country. 」で有名な演説を暗記するまで何度も練習したことをよく覚えています。

その娘さんが駐日大使になるということで勝手に親近感を覚えておりました。

そんなキャロライン大使が2017年1月16日、駐日アメリカ大使退任を前に、日本国民に向けてビデオメッセージを送ってくださいました。

実はこの「さよなら」ビデオの存在を知った後、初めて知ったのですが、彼女は着任前の2013年11月にも、ニューヨークの自宅から、我々日本国民に向けて同じように、「こんにちは」メッセージを下さっていたようなのです。

こちらが就任直後、ニューヨークの自宅から「こんにちは」ビデオです。

新婚旅行で京都と奈良に新婚旅行で来るほどの親日家だったんですね！

そして、こちらが、2017年1月16日の大使館から「さよなら」ビデオです。

各国の駐日大使が誰で、どんな性格の持ち主なのかを、その国の国民ほとんど知ることはありません。

ですが、本来大使は、相手国を代表してその国とお付き合いをして行く人間ですから、このように事前にメッセージをいただけることは非常にいいことだなと思いました。

私自身、勝手に彼女に親近感を覚えていたわけですが、事前に「こんにちは」ビデオを見ていれば、彼女の日本における活動にもっと大きな関心を注ぐことができたのかなと後悔をしています。

ケネディ大使、4年間のおつとめ本当にお疲れ様でした。