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一口に「白人」と言っても

2019年2月19日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

日本人と英語ブログにおいて、英語の歴史を取り上げる機会が多いのですが、その際、ヨーロッパにおける人種の交わりという話が必ず問題となります。

いや、「人種」という言葉は適切ではなく、「民族」という言葉を用いるべきかもしれません。

そして、私たち日本人は、その話になった時に、どうしても体感的にその違いを理解することが難しいと感じます。

これは、ヨーロッパの人たちが、アジアにおけるこの問題について、どうしてもしっくりこないことと根っこは同じです。

ですので、私たちがよく知っているハリウッドの映画スターなどの「白人」有名人が、どの「人種」もしくは「民族」に当てはまるのか、一度そのイメージを整理することはこのことを体感的に理解することにつながるのではないかと思いました。

ただ私としては、以前に「人種は生物学的概念ではない」という記事で、「人種の違いは歴史的・社会的に構築されたものである」という考えを取り上げたこともあり、「人種」という区別自体が無意味であるという考えが厳然として存在していることも理解しています。

つまり、以下に紹介する内容は、絶対的なものではなく、特にヨーロッパは陸続きの範囲が広いため長い間にそれぞれの人種が融合し、あくまでも「系」としか表現のしようがない状況であることをご理解ください。

例えば、ラテン人はその典型は「古代ローマ人」ですが、現在は純粋な古代ローマ人の末裔と言える人々は確認できないのが現実です。

従いまして、この試みはあくまでも西洋の理解に疎い我々日本人が、西洋の人々のイメージの整理を目的とすることであって他意はないことを予めお断りしておきます。

 

◆ラテン系

分布:ヨーロッパ南部

イタリア、スペイン、ポルトガル、フランス(フランスはゲルマンに近い人もいる)等

特徴:肌色は濃く、毛髪は黒髪もしくは濃い茶色、目の色は主に茶色。体格は比較的がっちりしているが、長身ではない。

アンディ・ガルシア(俳優)

ペネロペ・クルス(女優)

 

ゲルマン系

分布:ヨーロッパ北部

ドイツ、イギリス、オランダ、ノルウェー、デンマーク等

特徴:肌色は白く、毛髪は金髪、目の色は主に青もしくは明るい茶色、体格はがっちりしており、なおかつ長身。

アーノルド・シュワルツェネッガー(俳優)

メリル・ストリープ(女優)

 

スラブ系

分布:ヨーロッパ東部

ロシア、ウクライナ、ポーランド等

特徴:肌色は白く、毛髪は金髪もしくは黒髪、目の色は主に青もしくは明るい茶色、体格は小柄な人もいれば大柄な人もいる。

ウラジミール・プーチン(ロシア大統領)

マリア・シャラポワ(テニス選手)

 

ケルト系

分布:アイルランド

特徴:肌色は白く、毛髪は金髪もしくは赤髪(濃い茶色)、目の色は主に青もしくは明るい茶色、体格は比較的小柄。

ジョン・F・ケネディ(アメリカ合衆国35代大統領)

エンヤ(ミュージシャン)

 

ユダヤ系

分布:イスラエル、世界中

特徴:肌色は比較的黒め、毛髪は黒髪、目の色は黒、体格は比較的小柄。

ナタリー・ポートマン(女優)

アルベルト・アインシュタイン(科学者)

スティーブン・スピルバーグ(映画監督)

 

バスク系

分布:スペイン(バスク地方)

特徴:肌色は比較的黒め、毛髪は黒髪もしくは濃い茶色、目の色は主に茶色。体格は比較的がっちりしているが、長身ではない。おおむね見た目はラテン人と似ている。

フランシスコ・ザビエル(宗教家:ただこれだとよく分からない笑)

チェゲバラ(革命家:これもちょっと分かりにくいか、、)

ヘクター・エリゾンド(俳優:やっと見つけましたが、お母さんはプエルトリコ人のようです。)

と、このようにまとめては見たものの、冒頭でお断りしたように、長い時間他国との交わりをせずに過ごしてきた「日本人」と異なり、ヨーロッパを中心に世界と交わりながらその歴史を刻んできたこれらの人々を、「〇〇人」というようにくくること自体に無理があります。

ここであげさせていただいた有名人の方々に関しても、あくまでも「ルーツがそこにある」という認識程度に留めながら理解するという姿勢が必要だと思います。

その上で、イメージの整理に役立てばと考え、まとめさせていただきましたのでご活用いただければ幸いです。

 

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