レバレッジ
2008年2月25日 CATEGORY - 代表ブログ
皆さん、こんにちは。
最近読んだ本のなかでひとつうんうんとうなずけるものがありましたのでこのブログで紹介したいと思います。
「レバレッジシンキング」という本です。この著者の前作品の「レバレッジリーディング」という本が面白かったので最新作も読んでみようという気になりました。
前作に引き続いてあっという間に読めてしまう面白いものでした。
「レバレッジ」とは日本語で「てこ」の意味です。
著者は本の中で人ひとりの力は一でしかないが、その一から生み出される成果が一でしかないのはまずいという考え方をもってらっしゃいます。
その一を一ではなく百にするのがレバレッジ=てこなのです。
そのてこを使うべきものに「労力」「時間」「知識」「人脈」があるといっています。それぞれについてどのようにしたらてこが働くのかはここでは詳しく述べませんが、私がここで紹介したいのは「時間」です。
火事場の馬鹿力という言葉があるように、人間はここぞというときにものすごい力を発するものなのです。
ほかの例を出せば、夏休みの宿題は本来、夏休みの期間にわたって満遍なくやられることを想定していると思うのですが、ほとんどの人が最後の3日とかでやってしまうものかと思います。
そのときの勢い、集中力、効率を考えるとすさまじいものでいつもそのような状況であれば、全体としての成果というものは計り知れないものになると思いませんか?
それを「習慣」であるとか「強制」であるようなものを自ら作り出すことによって仕組み化していけばまさに「てこ」を手にできるのです。
ランゲッジ・ヴィレッジの仕組みは、まさに「2週間」という期間を前面に出すことによって学生さんにも講師にもある意味てこを働かせようとしてものであると言えましょう!
そんなこともあって、普通以上にこの本に対して親近感がわいてしまったので書き留めておきました。
時間以外にも、さまざまなてこについてかかれてますのでぜひ読まれるとよろしいかと思います。