日本人と英語

なぜquite a fewは「たくさん」なのか?

2026年2月15日 CATEGORY - 日本人と英語

書籍紹介ブログでご紹介した「英単語の世界#357」からテーマをいただいて書いてきましたが、第五回目の今回で最終回です。 最終回のテーマは「言語的配慮」についてです。 実際のコミュニケーションの場で起こる意味の変化を観察してみると、話し手は相手に何らかの情報を伝えるだけでなく、聞き手のメンツを重んじ、なるべく相手に失礼にならないように配慮した言語使用を行っているのが分かります。 それらは、 ...続きを読む

WANTの原義は「欠けている」

2026年2月15日 CATEGORY - 日本人と英語

書籍紹介ブログでご紹介した「英単語の世界#357」からテーマをいただいて書いていますが、第四回目のテーマは「wantの原義」についてです。 日本語では「永田町」が、そして英語ならば「The white house」が政治の中心地を表すように、あるものを表すのにそれと密接な関係にあるものを置き換えることを「換喩 metonymy」と呼びます。 このような空間的な近接だけではなく、「因果関係」 ...続きを読む

なぜhotが「辛く」なったのか?

2026年2月15日 CATEGORY - 日本人と英語

書籍紹介ブログでご紹介した「英単語の世界#357」からテーマをいただいて書いていますが、第三回目のテーマは「hotの意味の拡大」についてです。 人間の五感を表す語は、ある感覚から他の感覚へと転用される例がよく見られます。 例えば、赤・だいだい色・黄色などを指す【warm colors(暖色)】や【dull colors(薄ぼんやりした色)】は、本来触覚を表すwarmやdullがcolorと ...続きを読む