日本人と英語

fight with you の you は敵か味方か

2022年3月1日 CATEGORY - 日本人と英語

書籍紹介ブログにてご紹介した「英語の前置詞使いわけ図鑑」から前置詞の「意外なイメージ」について書いていますが、第五回目のテーマは「with」イメージについてです。

実はこれ、私自身ずっと悩んできたテーマなんです。

I fight with you.

これを「私はあなたと(一緒に見方として)戦う」と訳すか、それとも「私はあなたと(敵として)戦う」と訳すのか、質問されたときに明確な理由をもって答えることができていませんでした。

本書では、このことについて明確に説明されていましたのでその部分を以下引用します。

「『~と一緒に』のイメージが強いwithですが、語源的には『対立』や『敵対』が本来の意味です。fight with America は『アメリカと一緒に戦う』ではなく『アメリカを相手に戦う』です。同様に、have  a fight with a friend も『友人とけんかをする。』です。対立や敵対は双方が向かい合っているイメージですが、矢印が一方的になると『対象』の意味になります。What’s wrong with you? なら『どこか具合が悪いのですか?』と問題の対象を伺う質問文になります。」

なるほど!長年の悩みがようやく晴れた気分です。

では、「日本はドイツと一緒にアメリカと戦った」というのはどのように言ったらよいのでしょう。

「fight」を辞書で調べると他動詞としての「(~に対して)戦う」と自動詞としての「戦う」の二つが出てきます。

ですから、fightという動詞を「他動詞」として用いることで「I fought America with Germany.」とすればよいのではないでしょうか。

 

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