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日本コロナのファクターXとは何か

2020年12月28日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

以前に、「コロナワクチンのリスク」という記事を書きまして、米国ウィスコンシン医科大学名誉教授の高橋徳氏による解説をご紹介しました。

その解説が非常に分かりやすく、世の中で当たり前のように受け取られている「ワクチン」の一般的なイメージに対して、論理的で納得のいく形で私たちに新しい見方を提供してくれていました。

今回のテーマは、コロナウィルスに関する非常に興味深いテーマでありながら、なかなかその真相が明らかにされない日本人(のみならず東アジアの人々)のコロナウィルスに対する優位特性の原因子「ファクターX」についてです。

前回の高橋先生に負けず劣らず、この非常に興味深いテーマを解説してくれている先生とそのセミナーの動画をご紹介します。

その先生とは元米国タフツ大学医学部教授で大阪市立大学名誉教授の井上正康氏です。

前回同様、私なりに先生の解説を以下のようにまとめてみました。

「新型コロナウィルスは2019年の12月頃に中国武漢で初めて発見されたが、それがあっという間に世界中に広がった。しかし、その被害状況は欧米を中心とする国々と中国や日本をはじめとする東アジアにおいては全く異なり、感染者数も重症者・死亡者の数も圧倒的に東アジアが少なくなっている。この状況を説明するいわゆる『ファクターX』はすでに科学的に解明されている。それは、まずはそもそも東アジアには土着のコロナウィルスが存在していることから完全ではないがある程度の免疫を多くの人が獲得していたこと。これについては、東南アジアやアフリカにすむ人々が土着の大腸菌などによって基礎免疫がつくられているために私たちと同じものを食べてもおなかを壊さないのと一緒だ。その上で、中国の混乱を避けるため急きょチャーター機で帰国した日本人およびそれまでに入国していた中国人観光客によって、中国で発生した弱毒性である武漢型ウィルス(S型とK型)が日本にもたらされたことから、二度にわたってワクチンを接種したのと同じような状況が図らずも作られ、集団免疫に近い形が作られた。一方で、もともと土着コロナによる免疫もない状況で、武漢型ウィルスが変異し強毒化したウィルス(G型)の直撃を受けたヨーロッパとアメリカ、そしてその他の国々が受けた影響は当然のことながら、東アジアに比べて桁違いに大きなものとなってしまった。」

もちろん、前回の高橋氏同様、この動画だけでの彼の指摘が100%専門的に正しいものであるとは言い切れないと思います。

特に、彼の指摘する今後の対策の方向性については、今の段階では少し疑問が残るところもありますが、少なくともこの動画における「ファクターX」についての説明は非常に分かりやすく、価値が高いものだと思いました。

となると、ますます前回の「コロナワクチンのリスク」についてはより一層の理解が重要であり、日本人としてワクチンの必要自体についての各人の熟考がもとめられるべきかと思います。

 

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