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民間試験めぐり学識者ら国会へ請願

2019年6月24日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

先日(2019年6月19日)の日経電子版の記事に「『民間試験、利用中止を』英語入試めぐり学識者ら国会請願」との記事がありました。

この記事を要約します。

「2020年度に始まる大学入学共通テストを巡り、学識者のグループが18日、英語民間試験の利用の中止を求め、約8千筆の署名を添えた請願書を衆参両院にそれぞれ提出した。学識者は京都工芸繊維大の羽藤由美教授(外国語教育)ら。18日、東京都内で記者会見した羽藤教授は、8種類ある民間試験は測る英語力がそれぞれ異なり、成績の一律比較はできないと指摘。利用すれば『入試への国民の信頼が一気に失われる』と批判した。請願には苅谷剛彦・オックスフォード大教授や鳥飼玖美子・立教大名誉教授、荒井克弘・大学入試センター名誉教授らが賛同している。」

少し前になりますが、このブログにて「英語民間試験導入の国立大学における決着」という記事を書きました。

その中で、一点の上に何人ものるような厳しい試験制度を維持してきた日本の国立大学の入試において、試験方法もレベルも異なるものを「換算」によって同一の土俵に乗せるなどといったあまりに杜撰なこの仕組みは、今までの努力を一瞬にして無にしてしまうことにつながるとして、この制度の範囲内で学生の負担や不公平さを最小限に抑えることに成功した多くの国立大学の決断をご紹介しました。

ただし、私は、それでも制度自体は維持されるわけであり、この問題の根本は解決されていないとの指摘をその記事の最後でさせていただきました。

今回の学識者の皆さんの行動は、その根本解決のための第一歩だととらえられると思います。