代表ブログ

未知に取り組むということ

2017年10月25日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。 「読書の方法」を読み、前々回、前回と二回にわたって既知を読む「アルファ読み」と未知を読む「ベータ読み」の違いについて学びました。 その中で、未知を読む「ベータ読み」の典型として「外国語」を読むことをあげ、またその外国語に対して、自分がその言語圏で初めて取り組むケースをその極めつけとしてあげています。 その際の様子が臨場感をもって描かれている貴重なものとして、杉田玄白 ...続きを読む

地方の生き方

2017年10月23日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。 先日(2017年10月13日)の日経MJに「弱者の戦い方、狭く広げる」というサブタイトルでTOKYO MXという首都圏限定のローカルテレビ局が元気だという記事が載っていました。 ここは、1993年に開設された小さなテレビ局で、首都圏という巨大キー局がひしめいている中での経営は初めから厳しいことが予想されていました。 そうなると、とりうる戦略はただ一つ、弱者の戦い方で ...続きを読む

作品が古典になるということ

2017年10月22日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。 先週に引き続き、「読書の方法」よりテーマをいただいて書こうと思います。 それは、作品にとっての作者の存在と読者の存在についてです。 一般的に考えれば、作品に関して言えば、作者は絶対的権力者であり、読者はその価値を与えてもらう受益者という言って見れば主従に近い関係とみなされることが多いと思います。 よく、現代国語の試験問題で、「この文章から作者はどのような意図があっ ...続きを読む