代表ブログ

作品が古典になるということ

2017年10月22日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。 先週に引き続き、「読書の方法」よりテーマをいただいて書こうと思います。 それは、作品にとっての作者の存在と読者の存在についてです。 一般的に考えれば、作品に関して言えば、作者は絶対的権力者であり、読者はその価値を与えてもらう受益者という言って見れば主従に近い関係とみなされることが多いと思います。 よく、現代国語の試験問題で、「この文章から作者はどのような意図があっ ...続きを読む

読書の方法

2017年10月20日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。 前回、「死ぬほど読書」という読書の大切さを説く本を紹介したことで、「読書」そのものについて深く考えてみたいと思うようになりました。 そもそも論として「読書とは」というテーマで書かれている本を探してたどり着いたのが、言語学者の外山滋比古氏の「読書の方法」という本です。 読み始めてすぐに、目を見張るべきことに気が付かされました。 それは、「既知」を読むことと、「未知」 ...続きを読む

死ぬほど読書

2017年10月18日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。 伊藤忠商事の社長、会長を歴任し、民主党政権において史上初めて民間出身として駐中大使を務めた丹羽宇一郎氏は財界きっての読書好きで知られていますが、その丹羽氏が最近「死ぬほど読書」という読書の意義について書かれた書籍を読みました。 なぜ人間は、読書をすべきなのか。 このことについては、実に様々な人がいろいろな視点から答えてくれていますが、本書で著者が答えている内容は、非 ...続きを読む