おすすめ書籍紹介

英単語ピーナッツ (金・銀・銅メダル)#192

2018年9月3日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介

【著者】  清水かつぞー

【出版社】 南雲堂

【価格】  ¥1,000 + 税

【購入】   こちら

#191「英単語の語源図鑑」に引き続き、単語を覚えるコツについての二つ目のアドバイスである②コロケーション(連語)に関連した良書をご紹介いたします。

本書「英単語ピーナッツほどおいしいものはない」は、「動詞+名詞」「形容詞+名詞」などのように、それぞれ結びつきが強く、まとまりとして使用される頻度の高い組み合わせをピックアップして、ピーナッツのように二つで一つの塊として提示する「単語帳」です。

このような組み合わせのことをコロケーション(連語)といい、例えば、日本語で「薬を飲む」という表現があっても、英語では「drink medicine」とは言わず、「take medicine」と言うような英語での組み合わせルールを意味します。

このルールを単語と同時に習得することによって、「飲む=drink」「薬=medicine」というそれぞれの単語を覚えていても、「drink medicine」という表現を自信をもって否定して、「take medicine」と表現できることにつなげます。

そして、このことが単語を記憶する際の「ひっかかり」を増やすことにもつながるのです。

この考えは、私が単語のトレーニングを受講者に課す時に、必ず「品詞」を強く意識しながら覚えるように仕向けることと目的は一緒です。

関係性を含めて覚えるということは、単純に記憶する量が増えて大変だということではなく、むしろ記憶する際の「ひっかかり」として機能し、記憶を助けることにつながるのです。

このことは、以前私がこのブログで書きました「やかんの恐怖」や「ゲシュタルト崩壊」などの記事をお読みいただければ体感的にご理解いただけると思います。

実は本書を知ったのは、私が中学二年生の時です。

このブログで以前にご紹介した私の恩師「K先生」が紹介してくださいました。

もちろん、その時はまだ中学二年生ですから、「コロケーション」などという気の利いた概念として受け止められたわけではありませんが、K先生としてはこの概念を何とか私たちに伝えてくださろうとしていたのだと思います。

①の語源も同様ですが、単語を丸暗記する方法が「足し算」であるならば、これら「ひっかかり」を活用して記憶する方法はまさに「掛け算」の方法だと言えると思います。

たいへん遅ればせながらではありますが、K先生のいちいち本質を突いた英語観に基づく指導に改めて深く感謝せざるを得ません。

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