おすすめ書籍紹介

日本語脳では出てこない英語フレーズ80 #274

2022年6月3日 CATEGORY - おすすめ書籍紹介

【書籍名】 日本語脳では出てこない英語フレーズ80

【著者】  牧野 髙吉

【出版社】 ディスカヴァー21

【価格】  ¥1,000 + 税

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#272「英語の品格」#273「憤怒の英語道」と二冊連続して私自身とは基本的な理念の異なる趣旨の書籍をあえて紹介することで、世の中にはここまでのレベルにまで「英語」に情熱を注ぐ人たちがいるということを確認し、改めて兜の緒を締める機会としました。

その意味で言えば、今回はひさしぶりに「使える英語」という本来の趣旨に沿った書籍紹介と言えるかもしれません。

ランゲッジ・ヴィレッジにおける私の英語への最初のアプローチである「文法講座」では、受講生が日本語というOSに支配された「日本語脳」から繰り出される日本語の文章を英文法を駆使して、そのまま英語に直すことができるようにします。

ですから、それによって作られる英文には英語ネイティヴに「分かるけどそうは言わない」と思われてしまうような「微妙な英文」が必然的に相当数紛れ込みます。

しかし、ここで重要なのは英語ネイティヴが「分かる」が「微妙な」英文を作ることができる最低限の力を獲得するということです。

そのような「微妙な英文」を実際の「英語環境」に対して繰り出してみた時に、英語ネイティヴの「微妙な反応」を体感し、その後で彼らの「英語脳」から繰り出される本来あるべき英文を獲得するというのがそれに続くアプローチです。

つまり、「習うより慣れろ(Practice makes perfect.)」ではなく「習ったあと慣れろ(Practice after learning.)」です。

これこそがランゲッジ・ヴィレッジの「国内留学」の本領ですので、言ってみれば本書は疑似(国内)留学体験ができる一冊と言えるかもしれません。

これだけで満足されてしまったらランゲッジ・ヴィレッジとしては商売あがったりですが、思わず膝を叩きたくなるような表現が満載ですのでご興味のある方は是非どうぞ。

 

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