代表ブログ

こんなサービスあったんだ!

2019年2月11日 CATEGORY - 代表ブログ

皆さん、こんにちは。

先日(2019年2月7日)の日経電子版に「書籍紹介の情報工場、個人利用者向け機能を拡充」という次のような内容の記事がありました。

「書籍紹介サービスの情報工場(東京・港)は、メールでの情報配信内容を見やすくするなど個人の利用者が使いやすいよう機能を拡充した。これまで利用者の9割超が法人契約経由だったが、使い勝手を高めることで個人利用者を中心に2020年中に現状の約1割にあたる1万人の新規会員獲得を目指す。書籍紹介サービス「セレンディップ」は毎週火曜日から金曜日まで、情報工場が選んだビジネスに役立つ書籍の一部分を約10分間(文字数で約3000文字相当)で読める短縮版にしてメールで配信している。和書だけでなく英語や中国語などの書籍も対象で、自動車大手や化学大手など法人契約を中心に約8万人の有料会員がいる。」

この記事は、当該サービスの「個人利用者向け拡充」に関するものだったのですが、お恥ずかしながら私は、そもそもこの「情報工場」という会社も「セレンディップ」という新刊書籍要約サービスなるものの存在自体を知りませんでした。

まさに、「こんなサービスあったんだ!」という驚きがこの記事の第一印象でした。

その驚きの理由としては、まず一つは純粋に、世の中の多くの人が欲しがるだろうなという強い需要を感じることができるということ。

もう一つは、それが著作権など法的なハードルをどのようにクリアしているのかということです。

ですので、まずはこの会社とサービスについて知らなければと思い、ネット上でこの会社に関する記事を見つけました。

書評でも要約でもない。セレンディップは本の感性までも伝えるダイジェストである。

この記事では、会社について以下のようにまとめられています。

「運営しているのは2005年創業のベンチャー企業である株式会社情報工場。2015年3月時点で購読者数は4万5000人超。(今回の日経記事によれば現時点では8万人超)価格形態には無料のサービスプランはなく、購読するためには個人なら月当たり2,500円、法人は10名12,500円~の有料会員になる必要がある。昨今、マネタイズが難しいと言われるウェブサービスにおいて、この購読者数は率直に凄いと言わざるを得ない。」

そして、この「セレンディップ」というサービスの需要については、あのイトーヨーカドー創業者の伊藤雅俊氏が感想を書かれており、その底堅さについて理解することができます。

「『読みたい本はたくさんあるが、一冊の本を読み通すというのは、時間的にも効率的にも大変です。情報工場が行っている『3,000字程度のダイジェスト』は、重要なポイントを知ることができ、大変助かっています。』と、セレンディップからのメールを、毎回心待ちにしているのは株式会社セブン&アイ・ホールディングス名誉会長の伊藤雅俊氏。確かに有能なビジネスパーソンにとって、効率良く良書を知ることができるサービスには大きな利用価値があるだろう。」

そして、これが一番興味深かったのですが、権利の問題については社長自ら以下のように説明されていました。

「ダイジェストは最初の“要旨”と最後の“コメント”という部分を除くと、すべて原文から抜粋しています。著者の言い回し、語尾、雰囲気まで伝わる、まさに映画の番宣です。もちろん映画の番宣と違って、ダイジェストはストーリーになっているので一つの完成した読み物としても楽しめます。ダイジェストは全文引用ですから出版社の理解を得るのには時間が掛かりましたが、誠実に対応してきたこと、またお客様が増えたことで、セレンディップでダイジェストが配信されると、多くのビジネスパーソンに本を知ってもらえる、とご理解いただくようになって許諾を得るのもスムーズになりました。今では宣伝になるからと協力してくれる方が多いです。とはいえ、出版社や著者との関係は大切ですから、今まで通り誠実に対応していきたいと思っています。」

ただの番宣にとどまらず、一つの「完成品」としてまとめてしまっているのにも関わらず、出版社や著者を説得するのは並大抵の仕事ではなかったと思います。

このサービスの趣旨について誠意をもって説明するのと、そのサービスに参加することによって、実際に書籍自体の売り上げが上がるという事実をコツコツと積み上げて初めてはじめて実現した大仕事ではなかったかと想像します。

このようなサービスの存在自体を知らなかったことは、世の中を意識して生きていなかったということでもあると思いますので大いに反省したいと思います。

ということで、早速2週間無料トライアルを申し込みました。

2週間後、果たして有料会員に移行するのか否かも含めて、そこでの体験について感想を書きたいと思います。